2018年の今年の漢字が京都の清水寺で揮毫(きごう)されました。
今年は「災」。
「災」とは、災い。震災、災害、災禍、等。あまり喜ばしい漢字ではありません。
しかし、悪いことばかりに目を向けて、そこで終わらせてはいけません。
今年選ばれたこの漢字をただの落胆で終わらせるのではなく、ここから学びを得て、次につなげることが大事なこと。
災い転じて福となす、こうなるには何が重要かを考えていきましょう。
災害時に愛犬をどうするか?

「日本は災害が多い国である。」ここ数年の災害を考えると、こう認めざるを得ません。
しかし、世界中のどこを切り取っても、大なり小なり、何らかの困難はある。たまたま、わたしたちが住んでいる、ここ日本は災害が多いというだけ。
でも、災害を目の当たりにして防災に対する準備や、避難訓練の重要度が、毎年増加してきています。
今わたしが住んでいるマンションでも、年に2回避難訓練(火災訓練、津波訓練)があり、毎回参加率は80%を超えて、その意識の変化を感じます。
だって、数年前は避難訓練さえもなかったのです。
そんな意識の変化が生まれている近年でも、ペット同伴の避難訓練はまだ行われていないので、管理組合に掛けあい、次回からペット同伴の避難訓練もしてもらうことにしました。
人間というものは不思議なもので、いくら頭で理解していても、実際に体験してみないと上手く動けないものなのです。
避難訓練を実際に体を使って行ったか、行っていないかで結果が大きく違ってきます。
災害は起こって欲しくはありませんし、起こらないに越したことはありません。
しかし、災害当日パニックにならないために、避難ルートを事前に確認しておくことは非常に重要。また、犬が同行避難するために必要なしつけや健康管理、予防接種、不妊去勢処置を行っておくことが大切です。
災害時こそ、飼い主と愛犬の関係性、また、しつけの有無が問われますので、今のうちにしっかり身につけておおきましょう。
キャリーケースの重要性
避難所では、ハウスに入っていることが基本です。キャリーケース(クレート)は、災害発生時に愛犬を守ってくれるハウスとなります。見知らぬ人が大勢いる空間や、慣れない環境では、愛犬は慣れた場所で小さくなって隠れたいはず。普段からキャリーケースでのお出かけに慣れていれば、緊急時の避難から受けるストレスを緩和できるはずです。
※ 実際に愛犬を飼っている友人や職場の同僚で(保護活動の友人は除く)5年前にキャリーケースを持っている人は、80名中、たったの2名でした。
なぜ持っていないか、理由を問うと①どうせ災害なんか起こらない、②なんとかなる、③購入しないといけないと分かっていながら、なかなか1歩がふみだせなかった。
はっきりいって、この意識、まずいです!!!
災害時、自分自身も慌てたり、パニックになっているはずです。そんな中、抱っこで愛犬と避難するのですか?愛犬だって暴れるかもしれません。腕の中からするーっと逃げてしまうかもしれません。
災害時です。何が起こるか、わかりません。
「あの時、準備しなかったから・・・。」
と後悔しないために、わたしはキャリーケースを準備しました。
キャリーケースは背負えるタイプが重宝します。なぜならば、両手が使えるから。
災害時のみならず、日常でも両手がつかえるのと、使えないのとでは働き方に断然差がでます。
このことを話して、少しずつキャリーケースの重要性が浸透していき、今ではわたしの仲良しの友人は、ほとんど持つようになりました。
嬉しいことです。この重要性を分かってもらえて良かったな、と思います、
キャリーケースなら、これ!
キャリーケースとして選ぶなら、断然こちらをお勧めします。
通院・災害時でもペットを思いやれるリュック【ペットキャリー GRAMP】
数あるキャリーケースを見てきましたが、何よりも「災害」を想定して設計されています。 災害時でもペットを思いやれるリュックというのは、 日常でも居心地の良い空間にできるはず。
そして、このバッグの優れているのは、「ケージ機能」が付いている、という点。
GRAMPの背面部分を開放するとGRAMPがケージに拡張します。 ケージスペースにおしっこシートを敷いて、ペット用の給水ボトルをセットすれば、居心地のいい居住空間が完成します。 緊急時の移動用キャリーとしての用途だけでなく、避難先で過ごすということも想定して作られています。
持ち運びも便利!
飼い主によってはペットの様子を見ながら移動したい場合も多いのでは?
GRAMPは手提げ、ショルダー、リュックサックにプラスしてペットの顔が見れる前向き抱っこもできる4WAY仕様になっています。 天面はメッシュなので中にいるペットと飼い主とでアイコンタクトがしやすくなっています。 ボックス型ではなく、少し傾斜のついた形状にしたことで前に抱えても、足元を隠しすぎることなく移動することができます。
そのうえ、収納が多く、非常時持ち出し袋の機能も果たします。災害時には、たくさんものが必要だと想定されます。 なるべく荷物はGRAMP1つに収まるよう、4つの収納ポケットを内蔵しました。 いざという時を想定し、必要な避難用品をすべて入れ、背負ってみることで、GRAMPの機能を実感していただけると思います。

まとめ
もし、今この記事を読んでいて、まだキャリーケースをお持ちでない方。
今すぐ準備した方が良いです。
脅すわけではありませんが、この2018年を振り返ってみたときでも、「まさか、あそこで・・・」という箇所で災害がおこりました。いつ、どこで災害が起きてもおかしくない昨今。
いつもと同じ状況でない災害時、どうやって逃げるのか。どこへ避難するのか。あなた一人ではなく、愛犬も連れて。
家庭で防災対策をしていると回答した人は、被災経験の有無にかかわらず、回答者全体の40%の実施にとどまりました。しかし、被災経験者で防災対策をしている人は56%と半数以上で、被災経験のない人の35%とは、かなりの差がみられました。
■家庭での「防災対策」実施状況
被災された方は、すでに56%の方が何らかの災害対策をしています。
「あの時、あの記事を読んだのに・・・」と、後悔してもらいたくないのです。
だから、今なのです。
愛犬の避難と避難先での安心のためにも、是非、この機会にご検討下さい。
※ バナーをクリックしても購入画面に変らない場合、品切れかもしれません。品切れになったら次の入荷はわかりません。
参考にしたい記事➡老犬が災害時避難するとき必要なもの。防災の心得、持ち物リスト。
老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること
シニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて
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