犬に水素水を与えても良いのか?
結論から申し上げますと、「水素水は愛犬に与えても良い」です。
愛犬の飲用水は水素水にして長く経ちますが、体調はすこぶる良くて毎年の血液検査もオールA!(いや、Aってありませんがそれくらい良いということ)
Contents
水素水は何に良いのか
水素水を語る時には必ず「活性酸素」について知っておかなければなりません。
なぜかというと、体内の活性酸素を除去する働きがあるのが「水素」なのです。
活性酸素というのは、「活性」と名前がついているので、身体に良いモノのような気がしますが、そうでもないんです。
(良い活性酸素、悪い活性酸素のお話はまた後ほど解説します)
身体を作る細胞の1つ1つには「ミトコンドリア」という器官があります。
その最も重要な働きは、
- 身体・臓器を動かすこと
- 考えたり熱を発生させるためのエネルギーを作り出すこと
です。
ミトコンドリアでエネルギーを作るためには酸素が必要です。
ところが、体内に取り込まれた酸素の1~2%が有害な物質(活性酸素)に変わるのです。
これはどうしても避けて通れません。
活性酸素は酸化力が強いため、その酸化力で細胞を傷つけてしまいます。
酸化のイメージは、切ったリンゴを置いておくと茶色くなりますよね。
また、鉄のフライパン、鉄の釘などが錆びてしまうのも、この酸化現象です。
身体が錆びるから老化が起こる、とも言われています。
この錆びを取れば、良いのではないか?
そうです、この活性酸素を取り除けば良いのです。
抗酸化物質を取り入れて活性酸素を除去する、その抗酸化物質が「水素」なのです。
水素水とは何か?
誰でも簡単に取れる水素水というのはどういったものなのでしょうか?
化学的にいうと、原子番号 1 の元素で元素記号は H であり、通常、原子が 2 つ結びついた水素分子(H2)の形をとり、無色、無臭の気体。
これじゃ、なんだかサッパリ分かりませんね。
分かりやすく説明すると、水素水というのは水の分子(H2O)の中に水素分子(H2)が小さな粒子のままいくつも浮いている状態です。
よく、「水に水素が溶けている状態」という人もいますが、水素は水には溶けません。
もう一度言いますが、水素水は小さな、小さな水素の粒子が水の中に浮いている状態です。
ただ、残念なのが水素は地球上でもっとも軽い分子であるということ。
何が残念なのかというと、水素分子は最もシンプルな分子であり、地球上最も軽い気体なのです。
何が言いたいかというと、水素生成器で水素を発生させたとしても、その分子の軽さゆえすぐに抜けてしまう、ということです。
活性酸素について(良い活性酸素、悪い活性酸素)
先ほど出て来たミトコンドリアですが、ここで出来たばかりの活性酸素はウィルスや細菌を退治したり、血管や精子を作る等沢山の役割があります。
これを「善玉活性酸素」と言います。
一方、加齢・ストレス・体調不良等でミトコンドリアの質が下がったり、過度な負荷がかかると多くの活性酸素ができてしまいます。
そして、増えすぎた活性酸素は酸化力が増えて「悪玉活性酸素」となります。
身体に悪いのはこの「悪玉活性酸素」の方です。
これは、遺伝子やたんぱく質を酸化して壊していくといわれています。
もともと、元気な身体には活性酸素(悪玉)から身を守る力、すなわち抗酸化力が備わっていますが、老化現象やストレス等で低下していくのです。
だから、外から抗酸化力のあるもの(水素水)を取り入れないといけないのです。
水素が悪玉活性酸素を除去するはたらき
水素は小さい分子の特性で、体内に入りると身体中を駆け巡るといわれています。
そして、体内の悪玉活性酸素にくっついて水になって排出されます。
水素(H2)+活性酸素(2・OH)=水(2HO)
水素水は怪しい、という方もいますが、式で表すと「そうだな」と納得しませんか?
水素水をペットに与えている体験談
ペットの犬猫に水素水が良いよ、と聞いたことがあると思います。
でも、実際のところどうなの?と心配される飼い主様にわたしと、わたしの周りでペットに水素水を与えている方の体験談をお話します。
まずはわたしの体験談から。
犬、雑種、6歳、男の体験談
今、一緒に住んでいる子は現在(2021.12月現在)満6歳なのでまだまだシニアではないのですが、毎年の血液検査は何も引っかからずとても元気です。
吐いたことも数えるくらいしかありません。
雑種なので、元々身体が強いのかもしれませんが、風邪ひとつ引いたことがありません。
ちょっと余談ですが、元野犬なのでひもじい思いをした経験があるせいか、食いしん坊なせいか、わかりませんが、今でも時々拾い食いをします。
でも、お腹を下したことは一度もありません。
猫、ロシアンブルー、7歳、男の体験談
こちらは友人の愛猫のはなし。
元々糖尿病を患っていて、下痢をしたことから脱水症状に陥りました。
一時は危篤状態になりました。
2週間ぐらい寝たきりで、入院生活を続けながら点滴で命を繋ぎどうにか一命を取りとめて、退院できるまでに回復しました。
しかし、長い事口から物を食べられなかったために、肝臓と腎臓の機能が低下してしまい「腎不全」と診断されました。
獣医さんからは「今後は透析が必要になるだろう」ということで、自宅での透析のやり方までレクチャーされました。
(背中あたりに点滴の管をズブッと刺して、ニャンコに点滴する)
愛猫を助けたい一心で、必死でネットを検索しまくっていたら「水素水が犬猫の腎臓病に効く」というサイトを発見。
本当に効くのかどうか真偽のほどはわからないまでも、とにかく愛猫のために何でもしてやりたい一心だったので、水素水を試しました。
近所の大型スーパーにテナントとして入っているお店でアルミパウチ入りの水素水を買いました。
(値段は、たしか400円弱くらい。たまたま置いてあった感じで、あまり数や種類はありませんでした)
家に帰ってからすぐ、シリンジ(注射器みたいなやつ)で愛猫に飲ませたそうです。
(この時はまだ自力で水を飲めない状態でした)
翌日、病院に行って血液検査をしたところ、腎臓の数値がかなり回復していて「これなら透析する必要は無い」という事になりました。
腎臓の具合が急に良くなったことが、水素水のおかげなのかどうなのかはわからないんですが、今は本当にほっとしています。
これが本当に水素水の効果だったのかどうかはわからないのですが(色々うさん臭げな噂もありますが、メーカーさんや取り扱いしている業者さんにもよるんだと思います)水素水に関しては、犬猫の腎臓には効く、とか、効いた、という話も多く聞きますので猫さんの飼い主さんは、万が一愛猫の腎臓が悪くなってしまった時には、試してみる価値はあると思います。(主治医の先生にも相談してみてください)
まとめ
水素水の疑義については、色々なところで話が出ていますが、わたしの体験談としては「水素水は良い」です。
何よりも副作用が無いのが一番ですよね。
水素水のお値段ははピンキリです。
中には水素なんてちっとも入っていないのに、「水素水」として販売している悪徳商売をしている輩もいると聞きます。
水素は目にみえませんから。
なので、購入する時は注意して、本当に水素が入っているかどうか確認できるものを購入されることをお勧めします。
次回、わたしが使っている水素水をご紹介します。
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