老犬 生活

老犬が寝てばかりで食べない。ご飯食べない、水飲まない時にしたこと。

老犬の介護をしていると、食事や排便、日中の様子など、ちょっとした変化に敏感になります。

ご飯を食べなくなると心配だし、歩き方がちょっとでもよろける時はマッサージをしてあげます。

 

過保護かな?と思うこともありますが、「やらないより、やった方が良い。」という考えなので、出来る限りのことはやってあげたいですよね。

食べ物も食べられるものを探して、少しでも食に対して興味を持ってくれるように良いものを探してしまいます。

老犬が寝てばかりで食べない時に唯一食べてくれたもの

老犬が寝てばかりで食べない・・・

 

前の愛犬の介護で、何も食べてくれなかった時、何か少しでも口にしてくれないかと、いろいろ試してみました。

 

「そういえば、レバーが好きだったな。」と思えば、レバーを小さく切って与えてみたりもしました。

 

小さく切ってあげているので、食べられる量はとても少ないです。

 

なので、食べられる時に食べられるだけあげる。

 

あと、イヌ用のミルクも少しずつあげてみたところ、これもいけた。栄養価が高いので、エネルギー補給にもなったようでした。

 

イヌ用ミルクの他に老犬に良いとされているのが「ヤギミルク」。ヤギミルクはその成分がイヌの母乳に近いため老犬の体内でも乳糖を分解しやい。つまり、お腹が緩くなる心配がありません。(ただし、心配な場合は少量ずつ与えること)

 

ヤギミルクの栄養価は・・・というと、カルシウム、リン、カリウムといったミネラルの他にビタミンやタウリンも豊富です。

 

そして、本当に最期・・・何も口にしてくれなくなった時、唯一食べてくれたのはハーゲンダッツのアイスクリームでした。

 

ハーゲンダッツのアイスは、愛犬が元気なうちは食べさせたことはありませんでした。

 

カロリーが高く、糖分が高いアイスクリームを愛犬に与えてはいけないのですが、この時はとにかく何か食べてもらいたくて与えたのです。ペロリ、と舐めてくれた時は本当に嬉しかった。

 

老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

老犬の最期の症状

老犬も15歳を過ぎれば何があってもおかしくないと思います。それぞれの症状がありますが、最期を迎える前はこのような状態が多いです。

 

①「下痢、嘔吐を繰り返す」

老犬の最期の症状として、下痢や嘔吐を繰り返すことがあります。すでに食欲がないイヌは、胃の中の内容物も少ないため下痢や嘔吐の量も少ないことがほとんど。

亡くなる前は全て出してから虹の橋を渡る、と聞いたことがあります。

悲しい現実ですが、愛犬が何も食べなくなった時、飼い主は覚悟を決めないといけません。

 

②「ご飯を食べない、水を飲まない」

「ご飯を食べない、水を飲まない」この状態も、最期の症状なのです。

水を飲まなくなると、老犬の場合、脱水症状が起こりやすくなるため、スポイト状のもので水を飲ませる等、工夫して水分補給をすることが必要。

絶対に後悔しないために

老犬の介護、一見表面的にみるとお世話が大変そうだな、(いや、実際大変なんですが・・・)と思うけど、結局のところ愛犬のためというより、自分のためにしている部分もあるのではないでしょうか。

 

いま、ここに存在している愛犬が亡くなってしばらく経った時に、「一緒にいてくれてありがとう。また、会おうね。」と晴れやかな気持ちで送り出せたらどんなに良いでしょう。(亡くなった直後は悲しくて、このような気持ちにはなれませんが)

 

多くの人は「〇〇をもっとしてあげたらよかった。」「〇〇しなければよかった。」と思うそうです。

 

ペットロスになる人たちは決まって後者の発言をします。ペットロスになると、抜け出すまでが本当に辛い。

まとめ

イヌという生き物は、本当に素直な動物だと思う。そしてわたしたち飼い主も、愛犬の前では素直な人間になります。

 

人間は、ある感情が起こるとき何かと理由を付けたがる癖がありますが、イヌは違う。

 

ただただ、愛する飼い主さんと一緒にいることが嬉しくて、楽しいくて、幸せなんです!

 

そんなイヌたちと暮らしているうちに、だんだん感情が豊かになり「可愛いね」「大好きだよ」「いい子だ」「大好きだよ」と言っている自分がいる。それも、毎日。

 

そんな言葉が毎朝、毎晩聞こえてくる家は愛で溢れています。

 

朝起きて、おはようの挨拶と同時にHugをして、散歩をするまでの時間、ちゃんとわたしの身支度の横に座って待っていることが出来たと言っては褒め、お散歩中は二人でたまにお話しながら季節の変わり目を感じて、帰宅して一緒にご飯を食べる。

 

朝起きてから、夜寝るまで、褒めたり素敵な言葉を投げかけたり・・・この子がいなければ、家の中がこんなに愛に溢れることは無かったでしょう。

 

わたしたちに愛を教えてくれた愛犬との生活。

 

最後の最後まで、今まで一緒にいてくれた愛犬に寄り添って生きていきたいです。

 

老犬の涙やけについてこちらの記事が読まれています→老犬の涙やけをフードで消す?市販のフード、お勧めはこちら

 

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。