老犬の介護で疲れたあなたに。この方法でだいぶストレスが軽減されます。
昨日の夜の空、眺めましたか?
実はネット上で話題になっていた出来事があるんです。
それは何かというと、「ラピュタが出た!」って。
ラピュタ?そうです、天空の城ラピュタ。(※宮崎駿監督が撮った天空の城ラピュタ)
老犬の介護をしていると、もしかしたら空を見上げることを忘れていないかな・・・と思って聞いてみました。
今、あなたの頭の中には高齢になった愛犬のお世話、つまり介護のことで一杯ですよね。
朝起きて、固形食が食べられなくなった愛犬のために流動食を作って、時間をかけて食べさせたり、床ずれ防止のため時間ごとに身体の位置をかえさせたり。
もしかしたら、愛犬の夜鳴きや徘徊のために一睡もしていないのではありませんか?
Contents
老犬の介護で身体と心が壊れる前に・・・
「介護うつ」という言葉を聞いたこと、あるでしょう。
介護の対象がたとえ犬であったとしてもその労力は、程度の差はあれど人間の介護と同じくらい大変なものです。
老犬介護。それは肉体的な労力だけでなく精神面でも緊張を強いられます。
一人で抱え込んでしまったり、そのストレスを開放することが出来ない場合、「介護うつ」に陥ります。
そうならないために、どうしたら良いのでしょうか?
老犬介護うつにならないための予防法
ひとりで抱え込まない
犬の認知症状が出始めて、老犬の介護を覚悟したあなた。
「わたしの犬だからわたしが責任をとらなくては・・・」とひとりで抱え込まないようにしましょう。
その心構えはとても立派です。しかし、長い介護生活はあなたひとりでは乗り越えられません。
いや、乗り越えることも可能かもしれません。だけど、そんなに気を張っていたらあなた自身が壊れてしまいます。
自分が壊れてしまったら、愛犬のために一定の介護が出来なくなってしまいます。
だから、決してひとりで抱え込まないで。
誰かに相談する
愛犬の様子を診せに行くとき、獣医師さんに相談する。
同じ愛犬仲間に相談する。
誰かれ構わず相談できるわけではありませんが、家族、友人など愛犬のことを相談できる人に相談しましょう。
相談する中で何かしらのヒントがもらえたり、有益な情報がもらえる場合もあります。
先日、15歳のワンコを介護している知人からペットシッターさんの話を聞きました。
通常、認知症で介護が必要なワンコは預け先が限られるのですが、たまたまそのシッターさんはご自身でも介護をされているため一時的ならあずかりますよ、とのこと。
老犬の介護をしている身としては、預けている時間を自分のために使えます。
そして、少しだけ介護のことから離れることができます。
こういう有益な情報も、話をしてみないと得られないことなんです。
だから、「この人に相談してみようかな」と思ったら躊躇せず相談してみて下さい。
「老犬の介護のことで相談に載ってもらえませんか?」とごあいさつを忘れずに!
自分のストレスを自覚する
案外、自分自身のストレスに気が付かない人が増えています。特に介護中は気が張っているため気が付きにくい。
「物事に関心がない」「最近まとまった睡眠がとれていない」「嬉しいことがあっても気持ちが晴れない」このような症状があったら黄色信号!
自分のストレスを認識することで、次のステップに進むことができるため時には自分を第3者目線で見てあげることがポイントです。
老犬介護のストレスを発散する方法
休息
とにかく寝てください。
寝る、という行為はどういう意味を持つかというと、身体のメンテナンス、脳のメンテナンスをするということ。
睡眠は神経修復や情動の整理にもつながるため、とても大事な時間です。
眠らないと情緒が不安定になりやすかったりするのはこれが関係しているのですね。
自分のために時間を使う
あなたは、ここ最近本当に良くがんばっています。
愛犬もあなたのその献身的な介護に心からありがとう、って言っているはずです。
だから、ほんの少しだけ自分のために時間を使ってみて下さい。
コーヒーが好きな方は丁寧にドリップしてみる。そしてその香りも愉しむ。
映画が好きなかたは映画館で映画をみることに没頭する。
軽くランニングすることもいいですね、頭がスッキリします。
こうして、好きなことをして心を解き放ってまた愛犬と向き合ってください。
あなたに笑顔がもどった時、愛犬が笑っている顔が目に浮かびます。
愛犬のアルバムを作る
愛犬のためのアルバムを作ってみませんか。
ソファをかじって困らせた仔犬の時。一緒にキャンプに行ったこと。子どもと一緒に成長してきた姿。
ただの写真の整理と思うことなかれ。
この行為が、心を整えるとても重要なステップなのです。
もしかしたら、愛犬の介護で疲れ果て本心じゃないことが頭をよぎったこともあるかもしれません。
そうなんです、あれはあなたの本心じゃなかったんです。
愛犬が、我が家に来てくれた時から横たわっている今までを時間を経て整理していると、途中熱いものがこみ上げてきます。
1回で終わらなければ、また時間をみて作成する。この繰り返しが心のスイッチを入れ替える役割をします。
まとめ
老犬介護のまっただ中で、疲れていることに気がつかず自分まで倒れてしまったら、結局のところ愛犬の介護にも影響が出てしまいます。
まず、実施して欲しいことは、客観的に自分をみて、自分の精神状態がどんな感じなのかを確認すること。
「自分を認める」これが出来たら、とりあえず安心です。
繰り返しになりますが、介護はひとりで抱え込んではいけません。
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