老犬 生活

老犬を飛行機に乗せても大丈夫?ストレスを軽減するために出来ること。

老犬を飛行機に乗せることになった場合どうしたら良いか

みなさん、飛行機で移動するときパートナーはどうされていますか?

最近では高速道路のサービスエリアが充実していてドッグランを併設しているところ増えたため、我が家は専ら車で移動していますが九州や北海道に行く場合は飛行機を使います。

 

「家族旅行は毎年パートナーも一緒に行くのよ。でも、そろそろシニア犬だから心配。」という方、「飛行機に愛犬を乗せることに若干不安がある。」と、いう方必見です。

飛行機に愛犬を乗せる場合、何に注意したらいいのでしょうか?

犬を飛行機に乗せる前に知っておくこと

使いなれたゲージを使うこと

あなたのパートナーは、ただでさえ普段と違う環境で緊張しています。その上、一緒に乗っている他の犬たちも怖くてキャンキャン鳴いている・・・

そんな状況で1~2時間(国内旅行の場合)独りぼっちで過ごすのは、愛犬にとって相当な負担になります。

 

ANAやJALなど航空会社はペットを飛行機に乗せるためのゲージを準備しています。

しかし、少しでも負担を軽減するために、自分の匂いのついた使い慣れたマイゲージを使うことをお勧めします。

ゲージのサイズは規定に合ったものを選ぶこと

航空会社ごとのペットの輸送に関する規定は異なります。規定サイズより大きなものを準備するとせっかく空港に行っても、飛行機に乗せることが出来なくなります。

 

使用する航空会社を決め、その会社がペット可の航空会社かを確認します。

その上で規定をよく読んで確認し、愛犬が入る大きさのゲージを用意して下さい。

安全度の高さでゲージを選ぶこと

飛行機は安全第一で運航しています。しかし、急な乱気流など何が起こるかわかりません。

ゲージが壊れてしまえば、あなたの愛犬の命も危ぶまれます。他の荷物に当たっても多少のことでは壊れない様な強度の強いものを選んでください。

 

また、ゲージを留める留め金具が上下をクリップで留めるタイプと、ナットやボルトで留めるタイプがありますが、後者を選んでください。

 

クリップタイプは手軽なのですが、手軽ゆえゲージが開いてしまう可能性がほかの二つに比べて高いためです。

ゲージの素材はソフトタイプではなく、プラスチックやスチール製のゲージを選ぶとよいでしょう。

飛行機に乗せられない場合と犬種類

飛行機に乗せたことで命に別条があると判断された場合

老犬の年齢は犬の種類によっても変わってきますが、一般的によく言われているのは7歳です。

飛行機に乗せられない犬とは

老犬の年齢判断は様々ですが、7歳以上のワンコの場合は獣医にまず相談し、愛犬の体力で1、2時間のフライトを乗り越えられるかどうか、確認してください。

飛行機に乗れないワンコたちは次のとおり。

ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、ボストン・テリア、ブル・テリア、キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル、ブリュッセル、グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ベキニーズ。

 

コチラの記事も読まれています「老犬のためにわたしたちが出来ること」→老犬が食べない。余命のことを少し話そうと思う。水しか飲まない時にしてあげられること

 

犬と飛行機に乗る際の流れ

犬と飛行機に乗るため、給水やトイレを済ませておくのは、最低限の準備です。犬は、空腹でも満腹でも酔う傾向にあるため、食事の時間に気を付けて下さい

  1. 手荷物預かりカウンターで所定の手続きを済ませる。
  2. ゲージに入った状態で機内に入れます。(犬が乗る場所は貨物室になります)
  3. 準備が整い、離陸する。
  4. 目的地、到着。
  5. 空港の帰り、貨物室から出てくるワンコと合流。

この様な流れになっています。

まとめ

犬はただでさえストレスに弱い生き物です。こちらの都合で「たったの数時間飼い主と離れるだけ・・・」と思いがちですが、そうではないんですね。

フライト中ずっと激しい犬の鳴き声を聞いたことがある、と知人が言っていました。

 

狭いゲージのなかに入れられて、隣のワンコは不安で吠え続ける。

こんなにストレスフルな状況が、あなたの愛犬にとって良い環境であるわけがありません。

 

楽しい家族旅行のためにも、準備は周到にしてください。

あなたの愛犬の健康が一番大事です。「場合によってはあきらめることも大事」ということも念頭にを持ちつつ旅行の準備を始めると良いでしょう。

 

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。