老犬の介護で疲れた。もし安楽死が頭をよぎったら・・・

老犬の介護で疲れて、「安楽死させたい」と思ったらどうしたらよいか。老犬の介護、といっても介護状態によっては大きな差があります。

 

食欲はあるけど後ろ足がおぼつかなくなって歩く速度が遅くなった。白内障により視界が狭まり慣れているはずの家の中でさえ、ぶつかるようになった。寝たきり。トイレの排泄も人間の手でしないといけない状態。

 

その症状も様々です。

 

老犬で認知症の症状による昼夜逆転の生活、夜鳴き、徘徊・・・

 

寝たきりの場合なら、床ずれをさせないように定期的にからだの位置を変えてあげる。

 

ご飯を食べやすい柔らかさにして、口までもっていってあげる、等。

 

中には「元気なころのパートナーは愛しかったけど今はもう可愛いと思えない。」

「愛犬は好きだけど早くこの介護から開放されたい。」と思っている方もいるでしょう。

 

もしかしたら、家族と介護に対する思いがすれ違い、自分だけが苦しい状況におかれている方もいるかもしれません。

 

その苦しみ、つらさを決してあなた一人だけで抱えないで下さい。

老犬介護で疲れた時にやるべきこと

今あなたの頭の中には「愛犬の介護」のことが約9割以上を占めていますよね。

 

わたしもそうでしたのでよく分かります。

一日のスケジュールを紙に書きだす

あなたが朝起きてから、夜寝るまで、そして夜中に起きてお世話することがある方は、その時間も紙に書きだしてみて下さい。

 

その中に5分だけでも一人になれる時間はありますか?

 

ありますよね。その5分の間に自分の好きなことをしてみて下さい。

 

楽器を弾くのが好きな方は、5分だけ弾いてみる。走ることが好きな人は、5分だけ走ってみる。

 

何にもない人は、コンビニで何か飲み物だけでも買いに行く。ただし、その時には必ず道に咲いている花を見たり、空の色をみたり、空気の匂いも嗅いでみて下さい。

 

どんな介護状態にある場合でも、5分程度は隙間時間があるはずなんです。

 

飽和状態の時は意識して別なことをしないと、まるで介護の海にどっぷりつかっているような感覚に襲われます。

 

その中から少し自分に焦点を当てて、自分のことも大事にしてあげて下さい。

笑顔を作ってみる

最近、いつ笑いましたか?

 

家族で介護をしているはずなのに、介護に対する認識が家族と異なりまるで自分だけが孤立しているかのように感じられる時。

 

いつ寝たかわからない状況で、笑うなんで出来るわけないでしょ。

 

そんな声も聞こえてきそうですが、目が見えていなくても、耳が遠くなっていたとしても、たとえ寝たきりであってもあなたのパートナーはあなたの笑顔を感じることが出来るんです。

 

あなたのパートナーである愛犬は、あなたが笑顔でいることが一番嬉しいのです。

 

愛犬の介護のために家族がギクシャクしていると、愛犬は「自分のせいで家族がバラバラになっている」と、思うんだそうです。

 

わたしは犬と話すことは出来ませんが、実際に犬と会話が出来る方の話を聞くとそう仰っていました。

 

わたしがまだ実家に暮らしている時、愛犬を看取りましたが、わたしが笑っている時は明らかに彼も喜んでいるんです。

 

「ボクのせいで笑顔が消えるのは嫌だよ。おかあさん、笑って!」そんな声が聞こえてきそうです。

 

介護施設を探す

最近では介護施設も増えてきました。

 

辛い時は誰かの力を借りたっていいんです、甘えたっていいんです。

 

だってあなたは普段たくさん頑張っているから。

 

介護するときは、介護する犬にも優しくそして自分にも優しくしないと続かないと思うんです。

 

介護施設で1泊預かってもらったら、丸1日あなたは自分のためだけに時間を使って心も体もリフレッシュしてまた愛犬をの生活をスタートさせる。

 

人間って不思議なものでどんなに大変な介護でも、自分の手から離れて誰かに預けた時にはなぜか愛犬のことばかり考えてしまうんです。

 

それだけ愛情が深いってことですよね。

 

時にはその愛情を自分自身に向けてあげて下さい。

愛犬との触れ合いについてコチラの記事も読まれています→愛犬との触れ合いについて。愛犬との触れ合いはセラピーです

まとめ

介護が辛くてもしかしたら安楽死させてあげたら愛犬も楽になるのかな・・・?とか、この介護状態から一日も開放されたい、とか様々な思いがあると思います。

 

実際アメリカでは日本に比べて「安楽死」と「延命治療(つまり介護)」を同じ天秤で考えている場面が多いと聞きました。

 

カナダ人の知人の愛犬が散歩中に毒を食べてしまい、苦しんだ結果最期は安楽死させたそうです。(決して安易にそれを選択したわけでないことを書き添えておきます。

 

実は祖父のパートナーであるシェパードも散歩中に誤って毒を口にしてしまいました。

 

血を吐いて、吐いて、見るに耐えない状態でしたが祖父母は病院から連れて帰り家で看取りました。

「安楽死」

or

「家で看取る」。

正直、どちらが正解かわかりません。

 

その苦しみから早く楽にしてあげた「安楽死」を選択しても、飼い主の意志で死を選んだという罪の意識は消えないと言っていました。

 

一方、自宅で看取ったものの死ぬまで血を吐き続け苦しみ続ける愛犬をなんで楽にしてあげなかったかと、祖父が泣いていたのも事実。

もし、あなたの中に「安楽死」という言葉がよぎったら、納得がいくまでよく考えること。

 

もう一度繰り返しますが、どちらが正解かわかりません。でも愛犬と一番長く一緒にいたあなたが愛犬のために下した決断は間違いではないんだと思います。

 

ただ、その安楽死を選択する前にあなたと愛犬が少しでも楽になる介護の選択をしてみて下さい。

誰かに頼ってみて下さい。

 

老犬の最期について、コチラの記事も読まれています→老犬、癌でした。痛みがあれば緩和ケアを、そして余命について。

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。