老犬 生活

老犬の介護で辛いのはもう愛情が薄れたのか?そう思うことがストレスに・・・

老犬のお世話をしたことがある飼い主さんなら誰だって一度はこう思ったことがあるかもしれません。

 

「本当に好きだったら、介護も辛いなんて思わないのかもしれない・・・。」

「こんな辛い思いして介護してるということは、もう愛情が覚めてしまったのかな。」

 

いいえ、違います。あなたは、一生懸命で、まじめで、優しい方なんですね。

もし、優しくなければそんな風に思いませんもの。

 

でも、正直にいうと老犬の介護は大変で、辛いものです。一人で抱え込むならば・・・

老犬の介護が辛い理由とは?

老犬の介護と言っても、その介護状態は様々です。わたしが飼っていた実家の愛犬は、まず耳が遠くなりました。

わたしが近づいても気づかないんです。おそらく、耳が遠くなったと同時に嗅覚も衰えてきた愛犬。

いつもなら、どんなに寝ていてもわたしが帰ってくると、全力でしっぽを振ってお出迎え。でも、いつしかそのお出迎えが無くなっていたことに気いたのです。

実に耳が聞こえなくなったと思われる時期から、半年以上たってからでした。

 

老犬介護が辛い理由①夜鳴き

老犬の介護が辛い、と思う理由の代表的なものは「夜鳴き」ではないでしょうか?

夜鳴きをするようになったら、認知症の症状が出ているといわれます。

 

もっとも、夜鳴きだけであればまだ対処できるかもしれませんが、昼夜問わず吠えることが増えたり、夜通し起きて吠え、近所の方に迷惑が掛からないか、など案じなけれならない、この辛さ…

 

なんで鳴きやんでくれないんだろう?という思いと、近所から苦情が来ないか冷や冷やしたものでした。

老犬が泣き始めたら、一度、獣医師に相談してみてください。最近ではお薬を処方するまえに、良いサプリメントを教えてくれます。

知人の話では「ミドリイガイ」のサプリメントを獣医師から教えてもらって、あとは通販で購入。しばらく飲み続けてみたらすっかり夜鳴きが収まった!と嬉しそうに言っていました。

 

老犬の介護が辛い理由②トイレのこと

老犬のトイレ事情はそれぞれで、自力でトイレは出来るけれど、トイレからはみ出してしまう。

トイレに行っても、その後ポタポタ、、、と粗相をする。

 

足腰の筋力、おしりの筋力の力が弱くなり、自力で排便をだせない高齢犬もいます。小型犬、なんとか中型犬くらいなら支えることも出来ますが、大型犬になると相当な力を要します。

また、寝たきりになったワンちゃんの場合。寝たままの排便になります。シートを常に替えてもおしっこの臭いが身体に染みついてしまったり、排便がついてしまったり。

 

自力で排泄できなくなった時、寝たきりになって、オムツが必要になった犬。介護ではこのオムツを替える作業も、体力が必要になります。

 

老犬の介護が辛い理由③ドッグフードについて

老犬になると、色んなところが弱くなります。今まで普通に食べていたドッグフードを食べなくなったら、歯周病等による、口腔内でのトラブルかも。

歯周病で歯が傷んでいた時、さすがに歯の状態がひどくて今までの硬いカリカリしたドッグフードでは厳しいワンちゃんも。

そのため、少しでも柔らかくするようにドッグフードをふやかすのも一つの方法です。

生タイプのご飯をカリカリのドッグフードと混ぜておくとちょうど柔らかい状態になり、食べやすくなります。

また、カリカリだけではなくて、手作りのご飯にシフト。生肉給餌(なまにくきゅうじ)。生肉をあげること、これが大前提なのですが、老犬も、ものすごく喜ぶ。

ただし、生肉なので取り扱いにご注意を!

 

犬の介護が辛い理由④昼間、一匹だけにしておくこと

いまでは、働きながら犬を飼う方も大勢いらっしゃると思います。

そんな中、徐々にとはいえ、犬が弱っていった時どうするか。その時、仕事と介護を両てんびんにかけると思います。

 

いつもついていてあげたい、と思う反面、仕事も辞められない。

 

認知症になる前は、昼間はずっと寝ていてくれたのに、もしかしたら昼間も吠え続けているかもしれない・・・?などと、心配は尽きません。

そんな時にとても強い味方になってくれたのが、「ドッグカメラ」です。

ドッグカメラの必要性はコチラをクリック!

 

設置といっても、自立式で小さいため設置する際の初期設定がほとんどかかりません。

ちなみに、わたしはものすごく機械音痴なのですが、一人で数分で設置できました。なぜならばこの手順だから。

①箱から取り出す

②コンセントにつなげます

以上、終わり。ものすごく簡単ですよね?受信側はスマホかiPhoneがあればOK.

 

わたしは「ファーボ(Farbo)」を使っています。めったに衝動買いをすることは無いのですが、ネットで見つけて気が付いたらポチっとしていました。

しかしながら、性能については間違いなく素晴らしい。いろいろな機能が付いていますが、とりあえず外出先で愛犬の様子を確認する、というのはクリア。

 

さらに、マイクで声を拾ってくれるので、少しでも鳴いたら「今、誰か来ましたよ。」と犬の近くに誰かがいることも教えてくれます。

これは、転ばぬ先の杖として購入することをおすすめします。

 

まとめ

愛犬の介護といっても、その症状や介護の状態は様々です。

介護が辛い、と思うのは誰だって思うこと。だって、今まで介護していないのだから仕方のないこと。

 

あなたが愛犬のことを嫌いになったわけじゃありません。

もし「老犬の介護が辛い」と思ったのであれば、積極的に誰かの手(ケアハウス、シッターさん等)を借りて、無理をしないことを心がけましょう。

 

シニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。