犬の耳が臭い。痒がるしぐさをした時、マセラチアを疑え!

愛犬の耳から異臭がしてきたとき、真っ先に思いつくのが外耳炎ではないでしょうか?通常、正常な犬の耳はきれいで、膿も出ておらず、ダニも寄生していません。

 

犬の耳が臭い時、あなたはすぐに耳掃除としなければと考えてしまいませんか?

 

実はこれはあまりお勧めできないのです。むしろ、危険な行為といってもいいでしょう。耳垢には臭いはありません。耳から異臭・悪臭がする時は、病気になっている可能性が高いのです。

犬の耳が臭いとき考えられる病気は?

耳が臭い原因となる代表的な病気は、外耳炎や中耳炎です。病院に行くと、その悪臭の原因が細菌性かマラセチア性かの判断をして、洗浄や点耳を行います。抗生物質の投与もあります。

 

我が家の愛犬は立ち耳なので、垂れ耳のワンちゃんに比べて通気性が良いため、耳の疾病に悩まされたことはあまり多くありません。

 

しかし、湿度と気温が高い日本では、耳の中に細菌やカビが繁殖しやすく、立ち耳の愛犬も耳にカビが生えたことがありました。

 

ずっと耳を痒がるので、獣医師に診せたところ、「耳にカビがはえています」とのこと。少々驚いたのは、垂れ耳のワンちゃんじゃなくてもカビは生えるということが分かりました。

これはすぐに投薬と清潔を保って治りました。

 

また、高温多湿な地域、すなわち、ここ日本では、外耳炎や中耳炎が発症しやすくなります。既に耳に疾病を抱ええている時、耳掃除を行うと、症状を悪化させてしまうことが多いため、この時の耳の掃除は獣医師に任せましょう。

 

治療が終わったら、耳掃除は定期的に行うようにしてあげてください。だいたい週に1~2回が目安です。耳掃除のしすぎは、逆に耳を痛めてしまう可能性があるので、しすぎないことが大事です。

マセラチア性外耳炎って何?

ここで、質問です。外耳炎って聞いたことありますか?耳の外耳が炎症をおこすこと。では、マセラチア性外耳炎って聞いたことありますか?実は、わたしはこの病気を知ったのは、ここ最近でした。

 

マラセチアとは、外耳炎の原因の一つです。マラセチアが繁殖している耳アカや皮膚を顕微鏡でのぞいてみるとボーリングのピン、のような形をしています。

現在の外耳炎は殆どが、マラセチアが関与しているといわれています。

マセラチア性外耳炎の症状とは

マラセチアが原因の外耳炎になると、このような症状を起こします。

マラセチアはカビの一種です。マラセチアが耳の中で繁殖し悪さをしてしまうと、とても痒がるのが特徴。

 

そして愛犬の耳の中にはこげ茶色~黒色の特徴的なニオイのある粘り気を帯びた、ねっとりした耳アカがたまります。もし耳を痒がるようなでしたら、耳の中の臭いを嗅いだり、耳アカを調べてみること。

 

また、犬は痒ければ痒いほど、掻き続けます。掻き続けることにより耳の皮膚を傷つけ、二次的に細菌感染も起こしてしまいます。二次炎症で耳が赤く腫れあがってしまうこともあります。

 

そうなると、自体は最悪で、最初はマラセチアの感染による痒みだけだったもが、二次炎症のため、痛痒くなり、そして痛くなり…病気が進むにつれて治療も困難になるし、犬も治療を嫌がることがあります。

マセラチア外耳炎になりやすい環境下とは

マラセチアは、高温多湿の環境下で力を発揮します。(嫌な言い方ですが、まったくその通りで、猛威を振るいます。)

それは、例えばどのような状況を具体的に説明すると・・・耳の中がジメジメして湿気があるような状態のときに最も起こりやすくなる。

 

例えばシャンプーを完全に洗いきれておらず、耳の中にシャンプーの泡が残ってしまっていたり、水分がきちんと拭き取れていなかったりした時。

 

また、雨の日の散歩や、湿気の多い梅雨の時期は要注意。
さらに耳の垂れている犬や猫の場合はもともと通気性が悪く耳の中が蒸れやすいため、マラセチアの増殖には絶好の場所なのです。

 

そのほかにも、特に「脂漏症」のワンちゃんは、耳に限らず皮膚に対しても最もこの病気になりやすいといわれています。この体質とマラセチアはとても相関性の高い相性です。

マセラチア外耳炎の治療方法とは

マラセチアはもともと常在菌です。健康で、マセラチアの好む環境下でなければ悪さをしません。

しかし、いくつかの原因が重なって、マラセチア性外耳炎が起こると、大量に溜まった液体や耳垢が発生し、それを栄養分にしてさらに増え続けて悪化していくのです。

そのため、この病気を治療するには、マラセチアが増殖する環境を改善することが一番重要。

 

まずは耳の中を清潔に保つこと。垂れ耳のワンちゃんは特に、耳の掃除や洗浄によって、耳アカをきれいに取り除きます。また洗浄後は、すばやく乾かすことを心がけて。

 

耳の中に湿気が残っていると、湿気と体温の高温でマセラチアが好む環境になってしまうため、完全に乾かすこと。

そして病院で処方された、抗真菌剤の入った点耳薬を投薬します。これで、原因となるマラセチアを殺菌治療します。

まとめ

犬の外耳炎の7~8割はこの、マセラチア性外耳炎である、ということが分かりました。

犬が耳を痒がる仕草をした時は、このマセラチアを疑い、動物病院に行って検査をしてみて下さい。初期であれば1回の投薬で治療完了!

何事も、早期発見、早期治療が重要なんですね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。