愛犬と一緒に寝ている方はいますか?
しつけ本や、色々なサイトでは「犬と一緒に寝てはいけません。」と、きっぱり書かれている場合もあります。
それは、ある意味では合っていますし、ある意味では間違ってもいます。
わたしも以前なら「一緒に寝るのはあまりよくない」と思っていましたが、今は愛犬と一緒に寝ています。
というのは、彼は元保護犬で夜ひとりになるのをひどく嫌がっていたからです。
はじめはわたしと同じ部屋の中でケージに寝かせていましたが、今はわたしの布団の足元で寝るようになりました。
はじめは「いいのかな・・・」と思って心配していましたが、このスタイルが愛犬にとって一番安心できて落ち着いたのでよしとしています。
今日は愛犬と一緒に寝るべき10の理由についてお伝えしたいと思います。
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Contents
犬と一緒に寝る幸せ
愛犬とベッドを共有するということは、あなたにとってだけではなく、愛犬にとっても大きな意味合いがあります。
あなたにとっては一緒にいることで体温を共有し、それはとても気持ちが良く、寄り添うことにもなります。
ワンちゃんにとっては、飼い主であるあなたと絆を深めるための大切な行為。
癒しになる
あなたは一人暮らしですか?家族と一緒に住んでいたとしても、夜寝る時は一人で寝ていると思います。例えば夜中に悪夢をみてうなされている時、台風で窓がガタガタ鳴り恐ろしい夜。
そんな時愛犬がそばにいてくれると、心から安心できるはずです。これば逆もしかり。ワンちゃんはとても安心しているはずです。
愛犬の分離不安を和らげる
あなたが社会生活を営む以上、一日のうち数時間は必ずワンちゃんと離れる時間があるはずです。
「留守中にワンちゃんが鳴いていて困っている」という場合、もしかしたらワンちゃんは「分離不安」になっている可能性があります。
分離不安のワンちゃんは、大好きな飼い主さん(つまり、あなたです)と一緒に寝ることで、彼らが日中感じている分離不安が和らぎます。
あなたが仕事で、長時間ワンちゃんを留守番させているとしたら、「あなたと側にいる」ということで、日中の寂しいという感情からくるストレスを緩和してあげられるのです。
安心感を得る
多くの人が、愛犬と一緒に寝ることで安心感を得ています。
何か物音がすれば、愛犬は誰よりも先に耳をピンと立て、わたしたちを守ろうとしてくれます。
それがたとえどんなに小さな小型犬だとしても。
本当に犬ってなんて健気なんでしょうね。毎日わたしは、彼らから安心感をもらっています。
温かさを得る
これは、言わずともがな。寒い季節はなおさらです。
我が家の愛犬はわたしの足元で丸まって寝ていますが、その体温は掛け布団を通じて温かさとなって伝わってきます。
その、温度と重さがとても心地よいものです。
落ち着く
あなたが何か不安だったり、悲しい想いをしていたら必ず隣には、愛犬が来て慰めてくれます。
何もことばを話さない彼ら。だけど、わたしの心が落ち着くまで決してどこにもいかない。
それはまるで「大丈夫、安心して」と慰めているかのようです。
愛犬はそれはそれは大きな包容力と、愛を与えてくれる存在。
不眠症も改善される
不眠症・・・。わたしは不眠症になったことが無いのですが、かなり辛いと聞きました。
眠ることが出来ない時、愛犬と一緒に布団に入ると不思議と落ち着き、その暖かさが睡眠を導入してくれます。
亡くなる祖母は、晩年、時々眠れないことがありました。
そんな時、「足元で丸くなるワンちゃんのおかげで不思議と眠ることが出来た」と話していました。
絆が深まる
犬は、本来群れで生活していました。雨風をしのげて、外敵から身を守るため、洞穴が寝床です。
そんな時、仲間たちは重なるようにして狭い空間で一緒に寝るのです。
この習性から、重なって寝ることが不快ではなく、むしろ彼らは心地良いのです。
だから、一緒に寝ることで本来の仲間、群れ生活を思い出すのでしょうか?体を密着させてそばにいることで絆がより深まるでしょう。
愛犬にとってのご褒美タイム
犬は、あなたが寝ているベッド、お布団に上がれることで、ちょっとした優越感を感じます。
同じ部屋で寝るにしても、床の上で寝るよりも断然一緒の布団が嬉しい。たとえ足元であっても、です。
愛犬にとって、あなたと同じ空間で眠れるというのは、ちょっとしたご褒美感覚なのです。
朝が来るのが待ち遠しい
我が家の愛犬は、朝になると一番最初に目を覚まします。
不思議なのですが、平日、わたしたちが仕事に行く時はわがままを言わず、わたしたちの身支度が終わるのを待って、散歩を催促します。
しかし、休日はどうでしょう。
わたしたちが寝坊していたら、アラームの様に起こしにきます。「今日はママたちはお休みだ!ボクの番だよ!」というのをどこかで感じ取っているのでしょうね。
ただ、好きだから
理由はいらないんです。一緒に寝るのが、好き。
それも立派な、理由のひとつ。
まとめ
愛犬と寝るのをお勧めしたわけですが、「一緒に寝てはいけない場合」も存在します。
わんちゃんが充分にトレーニングされていない場合や、あなたにアレルギーがある場合。
この場合は、一緒に寝るのは避けましょう。
ここで我が家の話を少しします。先述のとおり、わたしの相棒は「元保護犬」です。そのせいか、夜ひとりになるのを嫌がってずっと鳴いていました。
物音がすれば、ビックとして固まってしまうし、明け方に決まってクンクン鳴くのです。
あまりにもそれが長時間鳴くので、ケージを開けました。
すると、わたしの布団の足元でくるっ、と丸まって寝始めたのです。せっかく寝たのに起こすのは可哀そう、と思いそのままにしていました。
しかし、次の日も、次の日も一緒に寝ることになりました。そこで変化が訪れたのです。
明け方に鳴く「さみしさ鳴き」がなくなり、わたしたちの睡眠不足も解消されました。
我が家に来てから明け方鳴いていたのは、さみしかったんですね。一緒に寝ることでいとも簡単に解決しました。
もし後ろめたさを感じながら一緒に寝ている方がいたら「それは全然大丈夫な行為ですよ😊」と声を大にして言いたいです。
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