老犬 生活

犬と飛行機で移動、年令は何歳までが限界?老犬と国際線を利用するときの注意点

愛犬と旅行に行くのは楽しくて、心が躍るものですよね。みなさんは愛犬との旅行は何で移動をしますか?

自動車でしょうか?電車でしょうか?それとも飛行機?

 

自動車での旅行は、最近はサービスエリアも大変充実しているので、ワンちゃんの遊び場も増えて気軽に旅行できるようになりました。

また、飛行機の旅行であれば遠くまで一気に移動できるので、海外旅行にだって行けます。

 

成犬の時代は、飛行機もへっちゃらでしたが、はたして何歳まで飛行機に乗れるのでしょうか?

犬と飛行機で移動するとき年令の制限はあるか?

犬と一緒に飛行機で移動するとき、何歳まで飛行機に乗れるのでしょうか?

航空会社での制限は今のところありませんが、生後4カ月までの仔犬やシニア期に入っているといわれる、7歳以上の老犬を積極的に飛行機に乗せることはお勧めしません。

どうしても、という場合はかかりつけの獣医師に相談の上、乗せるのがよいでしょう。

 

転勤族の友人談ですが、14歳の愛犬をアメリカから日本に連れてきました。14年のうち、数か国を渡り歩いているとのこと(!)

また、もう数カ月後にはアメリカに戻るということでした。彼女も愛犬もとてもタフですね。

 

14歳で国際線に乗せるというのは、極端な例ですが、ただ愛犬の健康管理をしっかりした上で「大丈夫」と判断されるのなら問題なし。

ただ、飛行機内の環境は日ごろとは全然異なるため、慎重になるに越したことはありません。

 

犬と飛行機で移動する際に注意すべき点

自動車との移動と違い、飛行機での移動の場合、いくつか利用のまえに注意しないといけない点があります。

 

健康状態について

まず、飛行機での移動中は飼い主とは会えません。普段飼い主と離れることに慣れていないワンちゃんは、飼い主と離れることで非常に強いストレスを感じるもの。

また、長時間ゲージに入ることが苦手なワンちゃんも、飛行機の移動はとても辛い。

 

その点をクリアする意味でも、普段から飼い主と離れることに抵抗がないくらいに練習をさせておかなくては、いざ、という時に飛行機にのれません。

本来なら、犬は狭くて囲まれているところは安心して落ち着くはず。航空機に乗る、乗らないは別にしてもゲージに入る癖をつけておくといいでしょう。

 

あと、飛行機移動を断念せざるを得ない(ワンちゃん自身もかわいそうですし、周りにも迷惑がかかる状況、という意味)場合は「妊娠している」、「生後4か月未満」、「心臓疾患・呼吸器困難」である、ということ。また、5月1日から10月31日までは夏季期間として、他の犬種よりも暑さに弱く熱中症や呼吸困難を引き起こすおそれがあるフレンチブルドッグなどの「短頭犬種」は預かってもらうことが出来ないので注意が必要。

 

国際線の場合

国際線を利用した時に衝撃だったのは、乗り継ぎまでの間に買い物をしてきたとき、目の前をワンちゃんがスススーっと通過していきました。

日本の空港では見たことがない景色。

 

飼い主さんとまるでいつもの散歩のように何の違和感もなく空港を歩く姿。そんな自由さがありますよね、海外の空港は。

さて、その海外旅行ですがまず国際線に乗る前に必ずしておかないといけないことがあります。そうです、予防接種です。入国条件の一例を挙げると・・・

 

・事前許可(パーミット)

・マイクロチップの装着

・狂犬病・ジステンパーなどの予防接種

などなど。国によっては予防接種の種類も異なりますので、事前に良く調べておくことが肝心。

(海外に犬を連れて行くときに必ず確認する内容:※出典元は動物検疫所)

 

犬を飛行機に乗せるということ

犬と飛行機に乗るときは、残念ながら愛犬は貨物室に運ばれます。(海外の航空会社は同じ客室内に乗せることが可能な航空会社もある)

基本、ワンちゃんたちがいる貨物室は客室よりもエアコンが効いていて、温度が低い。さらに、客室内よりも騒音がはげしい。

 

また、クレートは貸出サービスがあるのですが出てくるまでにかなりの時間待たされることもあるため、持参した方がよさそうです。案外、愛犬も自分の匂いがあるクレートの方が良いかもしれません。

航空会社によっては、駐車場ビルの外にでるまではクレートから出してはいけないところもあるため、水飲み器(飲み口が付いているもの)を持参する方がよい。

 

まとめ

飛行機で移動するなんて、かなりハードルの高いことですが、犬を飛行機に乗せる緊張からか、安定剤や鎮静剤を飲ませる方もいるそうです。

一見、お薬の力で、フライト中はおとなしく寝ているかと思いがちですが、2~3時間も愛犬と離れているため、その様子をみることができません。

 

具合が悪くなって嘔吐した時に、安定剤・鎮静剤が詰まって危ないため、飲ませることは控えた方が良いでしょう。

飛行機に乗るためにはいろいろ準備が必要ということですね。

備えあれば憂いなし!ですからね♪

 

「老犬の症状」の記事はコチラも読まれています→老犬が食べない。余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

シニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

 

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。