老犬 生活

元気な老犬にも必要な老犬介護。後悔しないために・・・

あなたの周りにもいませんか?まるで成犬の様に、若々しいおじいちゃん、おばあちゃん犬が。

わたしの周りにもいます。とっても可愛いワンちゃんたち。でも、彼らは全員10歳以上!

 

素晴らしいことですよね。中には14歳の元気なおばあちゃん犬もいます。聞いてみると、若干目が白濁してきたり、耳が聞こえにくくなっている程度で、食欲はあるし、よく眠り、たくさん動いて、ウンチも正常、どこをとってもパーフェクト。

 

そんな老犬のお友だちワンちゃんたちが、これからも生き生きと、健やかに暮らしていけるように、何をした方がいいのか、何に気を付けたらいいのか、記していこうと思います。

 

元気な老犬が介護が必要になる状態とは?

元気な老犬でも、介護が必要になるときは来るのでしょうか?答えは「YES」でも「NO」でもありません。なぜならば、今は元気でも、明日はどうなるか分からないワンちゃんもいる。もしかしたら、介護といっても、殆どなにもすることなく一生を全うするワンちゃんもいるかもしれません。

 

では、改めて、介護が必要な状態とはどんな状態のことをいうのでしょうか?

後ろ足が弱ってくる

まず、犬の足というのは後ろ足から弱ってきます。なぜ、後ろ足から弱るのかというと、犬とは体重を7:3の割合で前に体重をかけています。そのせいで、前足に意識がいきがちで、そのうち徐々に、後ろ足の筋肉を使わなくなるため、後ろ足から弱るケースが多いんです。

 

その次に、老化が原因の場合は老化現象である症状が、ゆっくりと現れるようになります。

 

ですから、逆も然りで、足腰を弱めない、というのが一つの目標で、介護が必要ないくらい元気なワンちゃんでいるには、若い頃にどれだけ筋力をつけたかが肝になります。

 

夜中に鳴く(泣く)

老犬になって、介護が必要となったときに、少し手こずるな、と思われる現象があります。それが愛犬の「夜鳴き」です。初めのうちは、何を要求して鳴いているのだろう?と、その要求を満たしてあげたくて、一晩中付き合ってしまうこともあるでしょう。

 

しかし、一晩中続くそれは、要求鳴きではなく、加齢に伴う老化現象の一つである「認知症」の可能性が高い。

 

一度、その症状が出たら、獣医師に相談に行くことをお勧めします。なぜならば、最近はお薬を処方される前に、サプリメントでも改善される例があるから。実際にわたしの知人のワンちゃんも15歳で、まだまだ元気なのですが、夜鳴きの症状がありました。

 

そのワンちゃん、獣医師さんから紹介されたサプリメントを飲んで、しばらく経った頃、すっかり夜鳴きの症状は無くなりました。さらに、嬉しいことに、弱っていた後ろ足が、しっかりしてきたこと。

 

散歩中、立ち止まることは立ち止まるのですが、その1回の距離が延びたと言って、飼い主さんは喜んでいました。

 

もし、このサプリメントでも良くならなかったら、お薬による改善方法もありますので安心してください。わたしがまだ若かった時、夜鳴きを抑える抗精神剤を飲ませるなんて、良くないのではないか?と自問自答していました。

 

しかし、気持ちよく介護したいと思っている飼い主さんが睡眠不足では、介護もろくに出来ないと思ったんです。

 

もしかしたら、飼い主さんは日中は仕事をしているかもしれないし、日中も介護をしているかもしれない。それは、愛犬だけでなく自分の親の介護。もしかしたら、日中は子育て中で忙しく動き回っているかもしれない。

 

そんな中、夜鳴きに付き合って一晩中起きていたら、倒れてしまうのも時間の問題。

 

鳴き続ける犬だって、本当はゆっくり寝たいのではないでしょうか?

だから、迷わず獣医師に相談して、前向きに介護を乗り越えていく方法をとりましょう。

 

トイレの失敗

老犬になると、トイレの失敗も出てきます。本人はちゃんとトイレの真ん中にしているつもりですが、微妙にずれる・・・最初のうちはちょっとトイレから外れる程度なのですが、だんだん、トイレとは違ったところでするようになったり、トイレの横で用を足したり。(体験談)

 

これに対して、叱ってはいけません。愛犬は何にも悪いことをしている自覚はないのですから。

 

トイレをはみ出してしまったら、臭い取りと除菌が一緒になったスプレーで、拭けばいいだけのはなし。そこは、割り切ってやっていきましょう。

「そういうもんなんだ。」と思い込む。そうすれば、叱りたくなることも無くなり、イライラすることもありません。

 

まとめ

老犬との生活は、とても優しい時間が流れています。遊びに来た子ども対しても優しいし、飼い主さんにも優しい。元気でいてくれるだけで、嬉しい。

そんな彼らも、立派なシニア犬。世間では高齢犬と呼ばれ、いつ介護が必要になるかわかりません。今は必要なくても、介護が必要になってから、慌てるのではなく、心の準備だけはしておきましょう。

準備が出来ているのと、出来ていないのとでは雲泥の差です。今は必要なくても、夜間緊急病院や、かかりつけの動物病院の電話番号はすぐ出せるようにしておくこと。

いつまでも、健やかにあなたの愛犬が暮らせますように。

 

シニア犬のフードについての記事はこちら→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。