ドッグフード、違うメーカーを混ぜると危険!ドッグフード混ぜていいのは?

ドッグフードで違うメーカーのものを混ぜて食べさせた経験がある方、いらっしゃいますか?今日は、つい先日起こった危険な出来事をシェアしたいと思います。

 

是非、このわたしのエピソードを読んで、あなたの大事な愛犬の健康に役立てください。

 

最近土曜日、日曜日に知り合いのシニア犬「ハナちゃん」の一時お預かりをしているのですが、先週お預かりの時間に急にキャンセルの電話が入りました。

 

何かあったのかな?と思って聞いてみたところ、飼い主さんが話にくそうにそっと教えてくれたのです。それは・・・

ドッグフードは違うメーカーを混ぜると危険!

実はハナちゃん、食欲が落ちてきた気がするので、飼い主さんが良かれと思って色々なドッグフードを試していたんだそうです。

 

通常、ドッグフードを変更する際は、少量から始めて、最低でも2週間様子をみます。それで体調が変わらない場合は、大丈夫だと判断してドッグフードの完全切り替えをします。

 

しかし、聞いてみるとハナちゃんの飼い主さんは常時4種類のドッグフード(すべてドライタイプ)を目分量で混ぜてあげていたのでした。

 

「どうしてそんなことしたの?」と聞いたところ、「それぞれ特化した栄養が異なるから、全部混ぜたら、いいとこどりのスーパーフードになると思ったから・・・」とバツが悪そうに小さな声で答えてくれました。

原因不明の吐き気について

ハナちゃんが原因不明の吐き気、もしくはごはんを食べてしばらくすると嘔吐して、益々ごはんを食べなくなったので心配になって動物病院に駆け込んだといいます。

 

そして、受診が終わった時こう聞かれたそうです。

 

「ごはんは何を食べさせていますか?」

 

飼い主さんは何のためらいもなく「4種類のドライドッグフードを混ぜています。」と答えたらこっぴどく叱られたそうです。

 

動物病院の獣医師さんが怒ったのには、ある理由がありました。

ドッグフードを混ぜると何故危険なのか?

犬を飼ったことがある方はおそらくこの知識は頭の中に刻みこまれていると思いますが、ドッグフードを混ぜるとなにが危険なのでしょうか?

 

一番は消化吸収率が大きく異なるドッグフードを混ぜてしまうと、正常に消化することが困難になってしまいます。

 

消化吸収率が異なるフードを一緒に与えるとどうなるかというと、消化速度が異なるフードで消化されなかった方が体内にガスを発生させ、それが蓄積されると、胃軸捻転症(つまり胃がねじれてしまうこと)を起こしてしまいます。

 

消化が遅いドライドッグフードフードが、消化不良を起こしてしまうことで起きるこの胃軸捻転症。

 

恐ろしいのは、胃捻転症をおこしてしまったワンちゃんが数時間以内に亡くなる危険性があるということ。

胃捻転症か?見極めるサイン

ワンちゃんがいつもと違う様子だったら、次の点に気を付けてみて下さい。

  • 乾いた咳をしていないか。
  • 吐こうとする行為。実際に吐いた場合。
  • お腹をさするとガスが溜まっていて苦しそう。

 

このあたりを注意してみると、胃捻転症か分かりやすい。少しでも思い当たる節があれば、すぐにかかりつけの動物病院に連れて行くこと。

ドッグフードを混ぜるデメリット

ドッグフードを混ぜるデメリットは、次の点になります。

●健康管理が難しくなる

もしワンちゃんの体調に異変が起きた場合、まずは「何を食べたか」を確認します。しかし、2種類以上のドッグフードを混ぜていたら食べ物が原因で具合が悪くなっても、原因を突き止められません。

 

また、ドッグフードの種類によってはアレルギー症状を出すワンちゃんもいます。アレルギーが出たら、そのアレルゲンを止めなくてはいけませんが、混ぜていると何がアレルゲンか追及するときに手間がかかります。

 

●考えられた栄養が混ざることで打ち消される

最も顕著な例が、せっかくグレインフリーのフードを与えていたのに、追加で混ぜたドッグフードがグレインフリーでは無かったら・・・せっかくのメリットが打ち消されてしまいます。

 

つい、必要な栄養素ばかりに目がいってしまい「抜けている栄養素(最も一般的なのが穀物等)」まで気が回らないこともありえます。

混ぜても大丈夫なドッグフードは?

基本的にはドッグフードは1種類にしたいところ。しかし、老犬や何らかの原因で食欲が無くなってしまったワンちゃんに、いつも食べているドライドッグフードの上に、ウエットタイプを少量混ぜて食べさせることもあります。

 

一種類のドッグフードを与えるのが一番栄養が効率よく吸収される形なのですが、混ぜる時はかかりつけの動物病院で確認すると安心です。

 

しかし、このようにドライフードにウエットフードを混ぜる時も必要最小限にしましょう。

まとめ

愛犬が突然原因不明で吐いたり、咳き込んだりすると本当に心配になります。飼い主さんは大事なワンちゃんの健康を思って、良かれと思ってやったことが、結果愛犬を苦しめることになっていたのではその分ショックも大きいですよね。

 

今回、4種類のドッグフードを混ぜてあげていた飼い主さんは猛反省しきりでした。これからは絶対に与えるフードは1種類だけにして、オヤツは野菜を切ったもの(主にキャベツやニンジン)にします、と力強く仰っていたので良かったです。

 

こちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

 

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。