老犬 生活

犬が熱中症にかかると大変!室内でも熱中症に注意が必要です

今日、Twitterでこんな記事を見ました。

警視庁警備部災害対策課が投稿したものです。

以下に内容を転記します。

 

『人間だけでなく、ペットも熱中症になります。犬や猫は体温を調整する力が弱く、暑さや高い湿度が苦手です。高温になる自動車内などは特に注意して下さい。また、室内飼いでも①エアコンで室温を調整する②扇風機で空気を循環させる③飲み水を多めに置くなど、熱中症対策を忘れずに。』

わたしたちのように喋ることが出来ないワンちゃん。だからこそわたしたちがその様子を細かく見てあげなくてはいけません。

犬の熱中症の症状とは?

次に、犬の熱中症の症状を細かく発症前から重症の4段階で見ていきましょう。

【発症前の症状】

  • 呼吸が浅くなる(はやくなる)
  • 体温が高い

【第一段階(軽症)】

  • 呼吸がはやくなり落ち着かない
  • 高くなった体温が下がらない

【第二段階(中等症)】

  • 体温がなおも下がらない
  • 嘔吐をはじめる
  • 下痢になる

【第三段階(重症)】

  • 痙攣する
  • 意識がなくなる
  • 血便
  • 嘔吐する
  • 不整脈

このような症状になります。

愛犬の体温はご存知ですか?普段から平熱を管理しておくと、体温が上がったことにすぐに気が付くことができますよね。

愛犬を熱中症から守る3つの手段

特に老犬になると、動けなかったりしますのでよりしっかり管理してあげることが重要です。

ちょっとの気遣いでだいぶ過ごしやすくなるので、是非取り入れてみてください。

体を冷やすグッズを使う

犬の首に(首輪のあたり)保冷剤を入れた手ぬぐいを巻いてあげました。

クールマフラーも売っていたのですが、家にあるもので代用できないか探したところ、手ぬぐいがちょうどよい薄さで、保冷剤をしっかり包んでくれたのでこれを採用しました。

 

保冷剤はうっかり目を離した隙に愛犬が食べてしまうといけないので、目を離さないようにしましょう!

あとは、クールマットは必需品ですね。

 

触るとひんやりする布タイプのものや、金属製のマットなど、色々な種類のマットがありますので、愛犬の好みのものを探してあげると良いでしょう。

我が家の愛犬は、布タイプが好きなので、ひんやりとする手触りの布製のシートをソファや部屋に敷いてあげています。

 

顔を載せたり、体を載せたり、上手に寝そべって体を冷やしています。

こまめに水を飲ませる

人間も同じですが、のどが渇く前に水を飲む!

ワンちゃんにはいつも新しい水をあげてください。

 

室外犬の場合、日に当たるところに水を置くと、真夏はお湯になってしまいますので、日陰に置いてあげましょう。

もし、可能ならば時々氷を入れてあげると喜びます。

 

「飲み込まないか心配」という声もありましたが、気温30度以上ある室外は氷を1、2個入れてもすぐに溶けてしまいます。

氷が溶けて冷たくなった水は、ワンちゃんにとってもおいしいはずです。

 

室内犬の場合も一緒です。常に新しい水を準備しましょう。

エアコンでも注意!

「エアコンをつけているから、ちょっとなら留守番しても大丈夫!」と思っていませんか?

室内が冷えていれば問題ありませんが、留守の間に故障して止まってしまうことが無いように、使い始める前に点検が必要です。

 

留守中、直射日光が入って来ないようにカーテンやブラインドで光を遮ることも大事です。

また、エアコンの風がガンガンワンちゃんに当たってしまうと、これもまた体調を崩す原因となりますので、エアコンの風は直接当たらないようにすること。

まとめ

もし、愛犬に熱中症のような症状が見られたら、応急処置を施しましょう!

応急処置を施せば、死亡率はぐっと低くなるといいます。

 

まずは飲めるだけ水を飲ませます。次に、体を冷やすこと。

太い血管がある「首」「内また」「わきの下」を冷やす。保冷剤でもいいですし、水をかけ流しても構いません。

 

応急処置をとったら、すぐにかかりつけの獣医師さんのところへ連れて行ってください。

海沿いの我が家は風が通ってとても涼しいことが自慢でしたが、今年の夏はエアコンをずっとつけています。

命には代えられませんもんね。

 

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シニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。