老犬がすぐ怒る。触ると怒るこの凶暴な状態になる3つの原因。

若い頃は本当に穏やかで、無駄吠えはしないし、人見知りもしなくてとても扱いやすかった愛犬が、老犬になって変わることがあるんです。

 

触ろうとすると「ウー」と唸る、吠えて噛み付く・・・
トイレシートを替える時や、はみがきの時、突然唸る。急に怒り出してどこにスイッチが入るか分からないので焦る。

 

大好きな飼い主さんだけには絶対唸ったりしなかったはずなのに。一緒にテレビを観ている時ゴロンとお腹を見せたので撫でようとした時でさえも噛みつく。

 

こんな毎日が続いたら、とてもショックですよね。でも、何故この様な事態になってしまったのでしょうか。

老犬がすぐ怒る、凶暴化になる3つの原因とは

実は老犬になると、成犬の時と明らかに異なる症状があります。

 

それは「加齢に伴う衰え」です。

 

加齢に伴う病気や痛みのため

わたしたち人間も一緒ですが、体に不調があったり痛い箇所があれば、顔がしかめっ面になりませんか?優しく撫でられたとしてもその手を振りほどきたくなりませんか?

 

犬も一緒なんです。痛みがある箇所に触って欲しくなくて唸ったり、噛み付いてしまうことがあります。では、毎日一緒に生活しているのになぜ愛犬の不調に気が付いてあげられなかったのか?

 

それは犬の野生性に由来します。犬がその昔、野生として暮らしていた時は常に外敵から身を守ることを第一に考えなくてはなりませんでした。少しでも不調や痛みを見せると、狙われてしまうからです。

 

今でもその時の名残で、痛みを隠してしまうことがあるため、我々飼い主でも見抜けないことがあります。

 

従って、愛犬が凶暴化した、触ろうとすると怒る背景には、体の不調(加齢に伴う関節痛など)や痛みがあるのかもしれません。

 

老化に伴い、体が言うことを聞かず不安になっている

加齢に伴い、視力・聴力の低下、足腰の筋力の減少、感覚が鈍るなど、今まで出来ていたことがだんだん出来なくなることが増えた。特に、視力が低下して殆ど見えなくなってきた時、不安でどうしようも無くなります。

 

自宅にいる時はぶつかる事もなく、難なく生活をしています。そうです、そこに見落としてしまうポイントがあるのです。自宅の環境は慣れているため衰えている部分を他でカバーしているのでなかなか気が付きにくいのです。

 

あなたの愛犬は、本当は目も見えていなくて、耳も聞こえずらいのかもしれません。自分に置き換えるとその怖さを感じることが出来るでしょう。音が聞こえない状態でいきなり背後から触れられるとドキッとしますよね。

 

それと一緒です。視力・聴力が衰えてきたワンちゃんは毎日が不安の連続で、精神がすり減って疲れているのかもしれません。

 

早目に獣医師に診てもらうと同時に、家の中の障害物を取り除いたりして環境を整えましょう。安心感を与えるように前よりも大きな声で名前を読んでみたり、あらゆる方法で愛犬の不安を取り除くこと。

 

認知症により愛犬が凶暴化になった場合

愛犬が認知症かもしれない・・・。こんな症状があったらすぐに獣医師に相談すること。

  • 昼夜逆転の生活で夜鳴きがひどい
  • 無駄吠えが始まった
  • 同じ所をグルグル歩き回る
  • トイレを失敗することが増えた
  • 前はできていたコマンド(お手、マテ、伏せ)が出来なくなった

 

認知症により凶暴化する理由は、様々な要因が重なっています。老衰により脳の機能が低下し、認知症を発症してしまったとき、具体的にはこのような徴候が現れます。老犬の認知症に伴う症状は「DISHA」(ディーシャ)と呼ばれているそうです。その項目は以下のとおり。

  • D「見当識障害」のことで、空間認知の変化、周囲の環境に対する把握不全、身に付けた経験の混乱
  • I「社会的交流」のことで、人間や他の動物との関わり方の変化、学習したはずの指示に対する反応の低下
  • S「睡眠サイクル」のことで、日中の睡眠時間が増え、逆に夜間の睡眠時間が減少すること
  • H「不適切な排泄」のことで、室内での排尿・排便コントロールの喪失
  • A「活動性」のことで、目的を持った活動の低下と無目的な活動の増加

その他、愛犬が凶暴化した時の記事はこちらもご覧ください。(老犬になり凶暴化した愛犬。攻撃的ですぐ怒るようになった原因対策とは?)

老犬の凶暴化を和らげるために出来ること

痛みのせいで怒りやすくなっている場合は、病院に行き治療して痛みを除去しましょう。

 

厄介なのが「認知症による」場合。現在の医療では、一度委縮した脳は元には戻りません。しかし、ある研究により「適切な刺激が、脳内の神経接続を増やすきっかけになる」また「抗酸化物質が脳内の酸化を食い止めることでアミロイドの生成が抑制され、結果としてアルツハイマーの発症予防につながる」という事実が判明しました。

それは一言でいうと「愛犬の脳に適度な刺激を与え続けてあげる」ということ。その方法をいくつかご紹介します。

  1. 散歩コースを変える
  2. 知育玩具を与える
  3. マッサージをする
  4. 愛犬と一緒に旅行に出かける

 

愛犬との散歩コースを変えるだけで、嗅いだことのない匂いに触れ刺激を受けますし、最近ではごはんを食べる食器も知育玩具になっています。マッサージにより体全体に刺激を与え、旅行に行くことで環境を変えることができます。

 

また、抗酸化食品(ゴマ、ブロッコリー、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜、ほうれん草、リンゴ)を摂ることで、アルツハイマー発症の予防につながることが期待されます。

 

こういった食材を普段の食事に取り入れることも効果的です。出来ることを続ける。これが一番大切です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。