老犬が寝たきりになりました。でも、あなたには行かなければならない仕事があります。
介護と仕事、この問題については答えがでないものです。愛犬に付きっ切りで介護してあげたい、でも先立つものはお金。
犬を飼うということは相当な覚悟が必要です。病気になれば病院に連れて行かないといけない、介護だって実はお金がかかります。
より良い医療を受けさせたい、そこにはそれだけの対価が発生する。
あなたは今、寝たきりの愛犬を置いて仕事に行くことに罪悪感をもちながら、仕事をしていませんか?
寝たきり老犬を留守番させることは悪か?
いつも罪悪感を持って家をでる。これって、絶対に良くありません。自分自身のためにも愛犬のためにも!
罪悪感を持ったまま仕事をすると、想念の一部はどこかに行ってしまっていて目の前のことに集中できない。その結果、ミスを多発したり、なんてことない箇所でつまずいたり。
愛犬だって「ごめんね、ごめんね、行ってくるね。」と言われたら「おかあさん・・・ボクのせいで、ごめん。」という気持ちにならないでしょうか?犬という生き物はわたしたち人間の気をいち早く察知します。
長く犬と暮らしていると、様々な場面でこちら側の想い(気)を察知してそのまま感情で反応してくれます。
わたしに犬を飼うことの素晴らしさを教えてくれたのは祖母でした。その祖母が亡くなった夜はあまりにも突然の出来事で、その事実を受け入れることができませんでした。
ソファで横になって泣いていた姿を見た愛犬がトコトコトコやってと来て、自分のお気に入りのアヒルのぬいぐるみをわたしのお腹の上に置いて行きました。
「おかあさん、どうしたの?辛いことがあったんだね。」と言わんばかりの表情で、そっと慰めてくれたのでした。
あなたの愛犬も、絶対にあなたの献身的な介護に感謝しているはずです。だからこそ、日中のことは割り切って「行ってくるね!」と言ってはつらつと家から出かけて行きましょう。
ネガティブな想念を持つと、家の空間にもよくありません。とくに女性は家の中では太陽です。カラ元気は良くありませんが、明るい、発展的な想念を持って前に進むと、以外に色々なことがスムーズにいくもの。
ここで、わたしの上司の話を少ししたいと思います。彼は3匹の老犬と暮らしています。奥様も働いているので日中は老犬たちが3匹でお留守番。上司の奥様がパートに出ている理由は「気分転換」と「3匹の愛犬たちに酸素治療を受けさせたい」から。
残念ながら上司のお宅のワンちゃん3匹は、保険に入っていないらしく酸素治療はとても高額。だからこそ、仕事に行くといっていました。
それくらい、割り切ってもいいのではないでしょうか。だから、寝たきり老犬を留守番させて仕事に行くことは悪くない、とわたしは思います。
寝たきり老犬を留守番させる、転ばぬ先の杖
寝たきり老犬を留守番させて、仕事にいくことは悪いことではありませんが、いかなることにも対応できるよう準備はしておいた方が良いでしょう。
転ばぬ先の杖、です。
ドッグカメラの設置
ドッグカメラを設置することを強くお勧めします。わたしは衝動買いはしないタイプなのですが、夜中ネットサーフィン中にみつけたドッグカメラを見つけて、思わず「ポチっ」としてしましました。
決済が終わり「あー、やっちゃったかな・・・」と心配しましたが、実際使ってみるとものすごく使える!
設置も簡単なうえに、アプリで管理するためスマートフォンをお持ちなら簡単に使えます。もし、ワンちゃんが鳴いていたらスマートフォンに通知が来ますし、愛犬の様子を確かめることもできる。
さらに、飼い主さんの声も愛犬に聞かせることもできるし、ドッグフードをあげることもできます。でも、まだこの機能は使っていません。わたしの愛犬は少しビビりなので誰もいないところからドッグフードが飛んで来たら、恐ろしくて部屋から出てこれなくなるから。
何かあったらお願い出来る人を探す
わたしの場合、何かあったらお願い出来る人は保護犬仲間。とはいえ、家に誰もいない時に入っていくことは出来ませんので少しでも様子がおかしくなったら前もってお願いするか、仕事に都合をつけてお休みしています。
もし、誰も頼ることが出来なければ、ドッグカメラで様子をみながら、もし何かおかしい様子がみられたら割り切って帰る!というくらい、割り切って仕事をしてもいいかもしれませんね。
まとめ
仔犬の時はしつけやら病気のことやら、老犬になれば認知症や体調のことで心配事は尽きません。
でも、家族ですもの。常に手探り状態で前に進み、成功したら心からガッツポーズ。それの繰り返しではないでしょうか。
自分のやり方に自信を持って介護と仕事を両立していって下さい。そして両立出来ているあなたは、かっこいい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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