犬の吠え方にも種類があるって知っていましたか?
「警戒吠え」「興奮吠え」「遠吠え」「要求吠え」と、4つの種類があるのですが、老犬になって吠え始めたとしたら、もしかするとこの4つのうちのどれにも当てはまらない可能性が高いです。
また、犬のしつけ本の中に「吠えるな」ということを教えるために「無視する」ことが書かれている場合もあります。
「吠えるな」とい訓練の基本は「吠えている時には叱って、吠えるのをやめた時褒める」です。
老犬が夜泣きする理由
仔犬がまだ家に来て間もない頃に夜泣きすることと、老犬になって夜泣きすることは背景が全く異なります。
仔犬が夜泣きする場合は「慣れない環境に対する不安」で泣き続ける、「さみしさ」から泣くことが多いのですが、暮らしている環境も、一緒に暮らしている人も、変わらない中で夜泣きが始まった場合、明らかに原因は違うところにあるのです。
今まで泣くことなどなかった愛犬が夜泣きを始めたら「認知症」を疑った方が良いでしょう。この認知症で夜泣きする場合、叱っても、無視しても全く特にならないので別のアプローチが必要となります。
老犬の夜泣きを止める方法
では、老犬になって始まった夜泣きは、どうやって止めたらいいのでしょうか?
寝る場所を一緒の部屋にする
あなたの愛犬は7歳を超え、シニア期と呼ばれる歳になっていたらもしかすると耳も聞こえ辛くなっていたり、目も見えにくくなっていませんか?歳をとり、成犬の頃とはだいぶ体の衰えを見せ始めていませんか。
愛犬は、夜中に目が覚めた時、突如不安になり泣くことがあります。
そんな時は、「一緒にいるよ」という安心感を与えてあげることが何よりも大事。
「大丈夫よ」と言って撫でてあげる。そうすると何よりも大好きで安心感を与えてくれるあなたと一緒にいる、ということが分かり愛犬は落ち着きを取り戻します。
しつけ本やしつけ教室では一緒に寝ることはおろか、一緒の部屋で寝ることもよろしくない、と言われることがありますが、わたしは経験上そうは思いません。
「一緒の部屋に寝てはいけないんだ」「一緒に寝たら、主従関係が崩れる」という、文面だけ信じて従った場合、目の前の問題にちゃんと向き合えていない気がします。
愛犬を大切に想うあなたなら、愛犬のまなざし、声、雰囲気で、愛犬が要求していることが分かるはずです。
子どもと一緒で「ママ、怖いから一緒に寝て」という子を、一人で寝かせたりしませんよね?
ここでは、不安を取ってあげることが大事。
医学の力を借りる
老犬の認知症からくる夜泣きの場合、一緒に寝てあげて、さすってあげて不安を取り除いても全く改善されないことがあります。
愛犬の性格が変ったわけでも、あなたの接し方が悪いわけでもありません。
脳のしくみにおいて、脳細胞の死滅によって発症した認知症は、治療法が確立されていません。現在の医療では死んだ脳細胞を再生することが、難しいからです。
発症した認知症を、発症前に戻すことは出来なくても、症状を抑えることは可能です。
「これはいつもの様子と違う泣き方だな」(繰り返しずっと泣き続ける等)と判断したら早めにかかりつけの獣医師に診せて下さい。
まとめ
愛犬が認知症によって夜泣きをしはじめた場合、大変辛い状況だと思います。
いつまで続くのか先が見えない不安。無駄吠えなどしなかった愛犬が、変わってしまった現実。
そして、夜泣きの声が近所に迷惑をかけているのではないかと焦ります。一刻も早く泣きやませたい気持ちとは裏腹に、全然泣きやんでくれない。
最近ではとても良いサプリメントがあります。老犬と暮らす友人から勧められたのですが「ミドリイガイ」というサプリメントです。
夜泣きが始まった老犬を主治医に診せたところ、薬の前にこちらを勧められたそう。
試してしばらくすると、夜泣きも収まり、さらには弱っていた足腰がしっかりしてきたというのです。
これは嬉しいことですよね。通販でも入手することが出来るので、夜泣きに困っている方は主治医と相談の上、取り入れてみてもいいのではないでしょうか?
あなたの愛犬も認知症の初期症状だったらこの「ミドリイガイ」が救世主になるかもしれません。
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夜鳴きするシニア犬のためのドッグフードについてはこちらの記事をご覧ください→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて
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