老犬の白内障。手術で治る場合もあるけど予防が一番大切!

散歩でたまに会う白い美人なワンちゃん。

いつもはただ遠め目に見て帰るのですが、今日は挨拶に行きました。

 

お尻の方に周り、いざ挨拶に・・・と思ったら、「ワンワンワンワンワン!」と、けたたましく吠えられて意気消沈して帰ってきました。

そんな時もあるさ、ドンマイ。と温かく迎えた矢先に、その飼い主さんがいらして、

 

「せっかく挨拶に来てくれてのにゴメンね。この子白内障で目が見えないの。だから、慣れていないワンちゃんが怖いの。」と仰った。

そうだったのか。確かによく見ると、目が白濁して白っぽい。いつも会う時間が夜なので気が付かなかったのです。

 

目が見えない中で生活していると、見えない不安でつい吠えてしまう。確かに、そうですよね。背後から知らない何かが急に来たら、ビックリして当然です。

 

あれ?でも、さっきの飼い主さん「白内障」って言ってた。白内障・・・犬にも白内障があるんです。

白内障とはどんな病気?

白内障は、水晶体(眼球内でレンズの役割を果たす)が白く濁る病気。この水晶体が濁るほど視界が不鮮明になる。この白内障ですが視力の低下にもつながり、ひどくなると普段の生活に支障が出ます。また、白内障が進行すると失明する恐れも。

 

しかし、白内障でも慣れた家の中にいると、白内障で視力が低下した分を、聴力や感覚でカバーして普通に暮らせるため、飼い主が白内障に気付かないことがあります。

 

また、白内障と言っても老化に伴う症状の他に、「外傷性白内障」「代謝性白内障」「眼病がもとになっている白内障」「中毒が原因の白内障」があります。

 

外傷性白内障:

何らかの要因によって眼球が傷つけられた場合に起こります。水晶体の周り、傷ついたところから白濁が拡がってくる。

代謝性白内障:

人間も、糖尿病と目の病気には密接な関係があるのですが、犬も同じ。糖尿病やその他ホルモン疾患に関連して白内障になることがある。

その中でも一番気を付けたいのは糖尿病で、糖尿病が原因である場合、その症状は悪化の一途をたどります。

 

一度、糖尿病による白内障になると、糖尿病が改善されても目の症状はそれ以上良くなることはないので怖い病気です。

手術を行えば、透明度はほぼ戻ります。*水晶体を摘出してのレンズを交換する手術。

白内障の治療はどんなことをするのか?

わたしの母が白内障になって手術が必要になった時、実はすでに手遅れになる一歩手前でした。眼内のあらゆる病に侵されて、白内障の手術に至るまでに3回手術をしました。

 

九州の田舎に住んでおり、地元の病院では「もう、手術は出来ないかもしれない。」と言われていたところ、横浜に名医がいると聞いて大混雑しているその病院に慌てて予約をしたのでした。今では手術の甲斐あって、白内障も完治し、快適に生活しています。

 

犬の場合も同じで、かかりつけ医から「手術は無理」と言われていたとしても、セカンドオピニオンを持つことは非常に重要。

もしかしたら、手術が出来て、また明るい色のある世界を見せてあげることが出来るかもしれません。

 

手術方法は、内科的治療法(点眼薬)と外科的治療法(手術)があります。内科的治療法(点眼薬)は白内障の初期段階においては、進行を遅らせることができます。

 

しかし、視力が低下し、重度の白内障は一般的な内科的治療法(点眼薬)では視力を回復させることはできません。
白内障により、視力が障害された目には外科的治療(手術)により、水晶体を摘出して眼内レンズを挿入する手術を実施。

 

ただ、どんな犬でも手術を受けられるわけではありません。あまりに高齢犬である場合は手術が出来なかったり、また、犬の協力と、なによりも飼い主さんの理解と術後のケアが重要になるため、ある程度その門は狭くなるでしょう。

 

白内障にならないためには、予防が一番大切!

実は、犬の白内障のメカニズムははっきり分かっておらず、内服薬やサプリメントでは、白内障になったその症状を改善することはできません。

 

しかし、白内障になる原因のひとつとして「酸化ストレス」が挙げられているため、この酸化ストレスを抑えることで白内障の予防につながるのです。*酸化ストレス:健康な細胞を酸化させ、ダメージを与えその細胞をガン化させたり、組織を老化させ、白内障をはじめとする様々な病を引き起こす。

 

酸化ストレスに勝つためには、毎日の食事の中に、抗酸化栄養素を含んだものを取り入れるとよいでしょう。

例えば、ビタミンの中でもビタミンCとビタミンEは抗酸化作用があり、一緒に摂ることで抗酸化力アップが期待できます。

 

ビタミンCを多く含む食べ物:ジャガイモ、サツマイモ、かんきつ類等

ビタミンEを多く含む食べ物:ナッツ、カボチャ、ウナギ等

 

また、サプリメントで抗酸化成分を補助することも大事。コエンザイムQ10は、強い抗酸化作用成分を持ちますが、年齢と共に減少していきます。動物性食品に含まれますが、一日の量を食事だけで補うのは相当厳しい。そのため、コエンザイムQ10はサプリメントで補うのが賢い方法と言えます。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。