老犬 生活

老犬16歳、元気すぎる柴犬健康の秘訣とは?

老犬16歳の柴犬が、どう見ても5歳の成犬にしか見えなかった事件。これはわたしの体験談です。実家の隣に住んでいた柴犬が、16歳なのにとっても元気でした。

 

犬の16歳、人間に換算すると何歳なのかといいますと、だいぶ高齢のおじいちゃん。色々な計算式があるのですが、今日はこちらの換算式で計算してみましょう。

 

小型犬、中型犬、大型犬、また犬種によっても計算方法は異なりますが、イギリスのBBCニュースで面白い記事がありましたので紹介します。こちら!

【犬種別 年齢換算方法】
0歳~2歳まで
小型犬:1年×12.5歳
中型犬:1年×10.5歳
大型犬:1年×9歳

3歳以降
小型犬:
ミニチュアダックスフンド:1年×4.32歳
ボーダーテリア:1年×4.47歳
シーズー:1年×4.78歳
チワワ:1年×4.87歳
ビーグル:1年×5.20歳
ミニチュア・シュナウザー:1年×5.46歳
コッカー・スパニエル:1年×5.55歳
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル:1年×5.77歳
パグ:1年×5.95歳
フレンチブルドッグ:1年×7.65歳

中型犬:
スパニエル:1年×5.46歳
ラブラドール・レトリバー:1年×5.74歳
ゴールデンレトリーバー:1年×5.74歳
スタッフォードシャー・ブル・テリア:1年×5.33歳

大型犬:
ジャーマン・シェパード・ドッグ:1年×7.84歳
ボクサー:1年×8.90歳

残念ながら柴犬が無いのですが、中型犬のスパニエルの年令を借りて計算すると・・・

 

(2年×10.5)+(14年×5.46)=21+76.44=97.44歳?!

・・・・もう、驚きで声も出ませんでした。

元気な犬と登山をした話はコチラ→大山に犬と一緒に登山♪大山は犬連れ観光に最適です

老犬の柴犬が元気すぎる理由

近所に住んでいた、柴犬の銀次郎さん。銀ちゃん、じゃなくて「銀次郎さん」とお呼びするべきでした。16歳の柴犬は97歳なんですね!97歳と言えば、だいぶ高齢です。

 

でも、銀次郎16歳はとてもそんな高齢と思えないほど元気そのものでした。小学生の頃みた銀次郎と、社会人になって会った銀次郎は白髪こそ増えていましたが、ほとんど変わりはありませんでした。

 

なんでこんなに元気でいられるのか、飼い主のおじさんに聞いても特別変わったことはしていない、とのこと。

しかし、思い返してみると食事は基本ドッグフードでしたが、その他に生食で手作りごはんを食べていました。

 

最近では生食給餌「BARF」という言葉も聞きます。「Bones And Raw Food」(BARF(骨と生肉))と、カナダ人のデビー・トリップによって名付けらています。

 

当時はBARFなんてしゃれた名前ではなく、飼い主のおじさんが猟に行って捕まえた猪肉や鹿肉(おそらく加熱処理済)をあげたり、かしわの刺身(鳥刺し)は生であげていました。また、オヤツは自分でおじさんが畑で作っているキャベツやブロッコリーでした。

 

いわゆる市販のオヤツは食べていませんでした。

 

生肉について、ドッグフードしか与えたことのない飼い主さんは、最初は「信じられない」、という顔をします。もちろん、ドックフードは人間によって研究された究極の加工食品です。仔犬、成犬、老犬、また病状によっても細かく栄養素を考えられていて、その種類も豊富。

 

おじさんからの考え方は「野生の動物はみんな生肉を食べちょる。人間が食べられるものは犬も食べられる」というもの。でも、自分の舌と感覚を大事にしていました。今考えると、おじさんめちゃくちゃ最先端な考え方ですよね。

 

これが出来た背景に着目したら、住んでいたところが、命の資源に恵まれていたことに気付きました。鹿、猪、兎は狩猟で捕れ、鶏は飼っていたため、身近に手に入るお肉でした。環境にも恵まれていたんですよね。

 

生食によって得られるものでドッグフードと一番異なるもの、それは「酵素」。

 

酵素は生の野菜、生のお肉でしか取れない大切な栄養素なんです。

 

銀次郎の生きていた時期は今から30年以上前の話ですので、おじさんは酵素のことなど意識して与えてはいなかったでしょう。結果として銀次郎の食生活はとてもすばらしい内容だったので、16歳であっても介護が必要ない位元気だったんですね!

 

コチラの記事も読まれています→老犬がご飯を全く食べない。ドッグフードの替え方とご飯の食べさせ方

老犬が元気すぎる時に気を付けること

老犬が元気すぎる時、気を付けてあげたいことが一つあります。

 

それは「おもわぬ怪我」です。元気でもちょっとした段差で躓くこともありますし、いつもの調子でソファに飛び乗って、勢い余ってソファから落下してしまったら大怪我のもとです。

 

一度怪我をして寝込むと、そこから足腰が弱くなり一気に衰えてくる可能性も。

 

従って、元気だからといって過信せず飼い主さんの方で気を配ってあげてください。興奮して落ち着かない場合は、優しく声をかけてお座りや伏せをさせ動きをあえて止める。または、優しく撫でて落ち着かせてみて。

まとめ

こんな言葉があります。

「体は食べたものでできている。心は聞いた言葉でできている。未来は話した言葉でできている。」

 

この言葉につきますよね。体は食べたものでできている。だからこそ、大切な愛犬の食事にも気を付けてあげたいものです。

 

生食給餌は確かに準備が大変です。でも、自分の心に余裕があるとき(ごはんの準備が心の負担になってはいけません)時々手間をかけてドッグフードの代わりに手作りのご飯にかえてみましょう。

 

インターネットで検索すれば、ワンちゃん用のレシピもたくさん出てきますので、自分が作れそうだな、と思うものからトライしてみる。

ワンちゃんが喜んで食べる姿をみると、心から嬉しくなります。

 

体に良い食事を摂りながら、愛情あふれる言葉で満たしてあげて、たくさん素敵な思い出を作って下さい。

 

食が細くなったシニア犬のフードについてはこちらの記事をご覧ください→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

 

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。