老犬 生活

老犬にシャンプーする頻度は?寝たきりのワンちゃんにはドライシャンプーを。

老犬の加齢臭、気になって1週間おきにシャンプーしてあげたいけど、一カ月のうち何回位が適度な頻度なのでしょう。

シャンプーをするということは、ブラッシング、シャンプー、タオルドライ、温風で乾かさないといけません。小型犬で毛の少ないワンちゃんでも30分以上、大型犬なら1時間以上はゆうにかかってしまいます。

 

老犬は体力も衰えているため、シャンプー&ドライは疲れてしまうことも。

 

とは言っても、老犬のニオイは気になります。ひと月に何回くらいシャンプーをしてあげたら良いのでしょうか?

老犬のシャンプーの頻度と寝たきりワンちゃんのためのシャンプーを紹介したいと思います。

老犬をシャンプーさせるとき気を付けること

普段のシャンプーはお家でさせていますか?それともサロンでしょうか?

老犬は、加齢とともに耳も聞こえ辛くなっているし、視力も低下しています。それにより、外出することが負担になるワンちゃんもいます。

 

とはいえ、ゴールデン・レトリーバーやプードルなどの大型犬を自宅で洗う場合はものすごく大変で負担になる。

サロンでお手入れしてもらえば、トリマーさんたちの慣れた手つきで洗ってもらえたり、何よりも機材が揃っているので老犬の負担も軽くてすみます。

 

老犬をサロンに預ける場合は、通いなれたトリミングサロンや、病院併設のサロンだと緊急時の対応が迅速で丁寧、なおかつ安心です。

 

行き慣れたサロンであっても、愛犬は昔の若い体力がある状態ではありません。サロンから帰ってきたらぐったりして起き上がれない、ということにもなりかねないので無理は禁物。

 

最近では「出張トリミング」というサービスもありますので、ご自宅の近くを探してみるとよいでしょう。

 

自宅で手際よくできれば、飼い主さんの負担も減るし何よりも、環境が変わらないのでサロンに行くよりも負担がなく愛犬がストレスを感じることがありません。

 

寝たきりの老犬にはドライシャンプーを

寝たきりのワンちゃんにはドライシャンプーも選択肢として良いでしょう。

ちょっとした汚れであれば、蒸しタオルで汚れを取り除けばさっぱりしますが、やはりニオイも気になりますよね。

 

また、お水が嫌い、シャンプーが嫌だ、というワンちゃんも多いです。我が家の愛犬も、シャンプーはあまり得意ではありません。

そんな時は、ドライシャンプーを使いましょう。

 

ドライシャンプーも色々な種類があるのですが、気を付けたいのは「香り付き」のものと「無臭」タイプがあるということ。

 

わたしはどちらかというと、アロマの香りがほのかに残るタイプが好みなのですが、人によっては「香りがきつい」と感じることもありますのでよく吟味して選んで下さい。

オムツなどをつけているワンちゃんも、ドライシャンプーがあれば汚れている箇所をササっと拭けばOKなので、寝たきりのワンちゃんには必需品といえます!

 

おうちでシャンプーする場合の注意点

何よりも重要視したいのが、「なるべく短い時間で手際よく」です。

 

老犬になり、足腰も弱っている場合、立ちっぱなしの時間を短くしてあげることが体への負担を軽減することにつながりますので、準備は完璧にしておきシャンプーに入ります。

 

洗う前に十分にブラッシングして、毛のもつれや汚れを除去しておくこと。ここで時間をかけてブラッシングしていれば、シャンプーの時に毛をほぐしたり、汚れを洗い流したりする時間を短縮できるので、是非やっておきましょう。

 

大きめのバスタオルは2枚以上用意する。これは経験上なのですが、柴犬などのダブルコートのワンちゃんは水分を吸収してため込むため、すぐにバスタオルがびしょびしょになります。濡れたバスタオルで拭いてあげても、効率はあまりあがりませんが、新しいバスタオルに替えたら渇く時間が早くなりました。

 

また、お風呂場であらう場合、足元が滑りやすくなるので「滑り止めマット」を使えば安心です。

 

もし洗う場所がある程度広ければ、伏せをしたまま洗ってあげたらふらつくこしとがありません。そのため、成犬時からこの洗い方で慣れさせておくと良いでしょう。

 

ドライヤーで乾かすときは、熱を逃がさないために乾いたバスタオルをかぶせたままで乾かせば時短につながります。この時注意したいのが、熱がこもってワンちゃんが苦しくないようにすること。

まとめ

シャンプーが負担になってきた高齢のワンちゃんたちだって、清潔でさっぱりすると気持ちが良いものです。

自分のニオイや汚れは誰だっていい気分はしないでしょう。ワンちゃんた血も同じです。

もしニオイに気が付いたり、被毛がべとついていたら気にかけてあげて下さい。シャンプーが出来ないワンちゃんは、蒸しタオルで拭いたり、ドライシャンプーを使用して。使ってみれば、本当に楽なんです!ドライシャンプー。

 

蒸しタオルは、水で濡らしてしぼったハンドタオルを、電子レンジで30秒チンすれば簡単に作れますよ。

 

食が細くなったシニア犬のフードについてはこちらの記事をご覧ください→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

 

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。