ペットロスと後悔。愛犬が亡くなる前に出来ること

保護犬仲間のおじいちゃんワンコのお話です。

 

留守を頼まれたり、旅行の時に預かるワンコです。元々捨てられていたので、正確な年齢はわかりませんが獣医さんの見立てによると15歳は超えているでしょう、とのこと。

 

そのワンコの口に異変が起きていました。

口内に「ガン」が出来ていたのです。

 

かかりつけの獣医さんから紹介状を書いてもらい、大きい病院に行きました。「腫瘍を取り除いて元の生活に戻してあげたい。」そう願って病院に行ったのですが、待っていたのはつらい現実でした。

 

超高齢犬のため麻酔に体が耐えられるかの検査をして、全身の検査、他に転移がないかの検査、手術が受けられるかの検査、ご飯が食べられないから直接管を通して栄養を補給するための措置、そしてようやく手術となります。

 

「ガン」を取り除く手術の前にこれだけの段階を経なければならないのは、老犬、ましてや具合の悪い老犬にとっては死活問題なのです。

 

措置方法が提示されたのに、中々決断することが出来ませんでした。

 

麻酔をしてそのまま亡くなることもある・・・

 

余りにもつらい選択でしたが、家族が出した結論は「手術はしない」。

 

その代わり、毎日病院に行って点滴を受けさせています。延命治療に関して様々な意見がありますが、これが最善の方法と判断してのことです。

 

犬がいる生活は、正直いって大変なことも山ほどある。だけど、その大変さを差し引いても、たくさんの愛や気付きをわたしたちに教えてくれます。

 

愛しい彼らは、自分たちよりはるかに速いスピードで歳をとり、わたしより先に虹の橋を渡ってしまう。あまり考えたくないことですが、愛犬の死や愛犬との別れは必ずやってきます。

 

愛犬との別れによる「ペットロス」は、わたしたちにどのようなダメージを与えるのでしょうか?

 

今回のことを踏まえて、直面する「ペットの死、別れ」に対する心の準備をしておこうと思います。

ペットロス・・・飼い主が後悔していること

愛犬との別れの後、ひどいペットロスになる人の背景には、飼い主さん自信の後悔があるといわれています。

 

ある調査で「ペットとお別れして後悔していることはありますか?」という設問で、「後悔している」68%、「後悔していない」32%という結果がでました。

 

また、その内容について何に後悔しているかを聞いてみると、「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」という回答が犬飼育者、猫飼育者ともに最多でした。

 

愛情をかけて一緒に生活しているのに、何故「後悔」という気持ちが出てくるのでしょうか?

 

それは、「もっと体重に気を付けてあげれば良かった。」「もっと食事に気を遣えば、病気にならなかったかもしれない。」だとか、「病院を変えていれば、死ななかったかもしれない。」など、

 

もっと〇〇してあげれば良かった、と飼い主側が思う場合に「後悔」が多いのだそうです。

愛犬の死に後悔しないために

前述のとおり、ペットロスで苦しむ人にはある一定の傾向があります。先ほども書きましたが、

 

「もっと〇〇してあげればよかった。」「なぜ、〇〇してあげなかったのだろうか?」

 

この後悔の念を口にする人が、圧倒的に多い。

 

「もう少し気にかけていたら、病気に早く気がついてこんなにひどくならなかったのではないか?」など、と明確な後悔もあります。

 

また、時間のなさを理由に「愛犬は喜ぶけど、遠いことを理由にドッグランに連れて行ってあげなかった。」とか、仕事が忙しく、心に余裕がなくなりあまり遊んであげられなかった後悔。

 

「どうしてあの時〇〇してあげなかったのだろう。」この後悔の念は、愛犬の死後、わたしたちをとても苦しめます。

 

愛犬に対する愛情の深さもそうですが、むしろ、愛犬に対する後悔がペットロスの重さと比例するといっても過言ではないでしょう。

 

愛犬亡き後、後悔しない方法は、ただひとつ。

 

「愛犬に対して出来ること、してあげること、は後回しにしない。今、やる!」です。

 

日ごろから、この覚悟と行動が何よりも重要なのです。

 

これは愛犬のために、というよりも、間違いなく後の自分を救うことになる。

ペットロスの症状とは

では、愛犬の死、愛犬との別れを経た後、心身の不調を感じた飼い主さんは全体の63.2%(※)であるという結果が出ています。

(※)老衰でペットと別れた人を除く

 

また、ペットロスの症状で一番多かったのは、「突然悲しくなり、涙が止まらなくなる」が63.5%。

これだけなら問題ありませんが、

  1. 「疲労感や虚脱感、無気力、めまい」37.2%。
  2. 「眠れない」27.9%。
  3. 「食欲不振」25.3%。
  4. 「幻覚、幻聴、妄想」6.4%。
  5. 「頭痛・発熱」5.8%。
  6. 「消化器疾患」5.8%。

といった、心の虚無感だけでなく、心体へも影響を及ぼしているのです。

ペットの死 ペットロス

 

ペットロスに耐えられない時、どうすればよいか?

ペットロス、実際に犬と暮らしたことがないと、本当のところ、この気持ちはわからないと思います。

 

叔父が14年一緒に暮らした愛犬が亡くなった時、1週間ほど寝込んだといいます。「自分の母親が亡くなった時よりも悲しかった。」と言っていました。

 

そして、いつまでも泣き続ける叔父を初めてみた、と、叔父の家族から聞かされました。

 

愛犬を失った悲しい気持ちが薄まっていくには、少し時間が必要かもしれません。

 

いつも後悔がぐるぐる頭を支配していますか?そんな時は、「つらい思いをさせてごめんね」と、心の中にいる愛犬に語り掛けてみるのも有効だそうです。

 

イメージの中にいる愛犬はどんな表情か?愛犬は「大丈夫だよ、ありがとう」と言ってくれているはず・・・

 

たとえ、愛犬の最期が壮絶なものであったとしても、今は虹の橋を渡って、天国で楽しく、そして苦痛のない世界にいるはずです。

 

もしあなたが今ペットロスで悲しんでいるとしたら、そんなあなたをみて、愛犬はどう思うでしょうか。

 

愛犬はあなたの笑っている顔が好き。

 

愛犬は一緒に暮らしている時、あなたが泣いていると心配そうに顔を舐めたり、顔をのぞき込んだりしませんでしたか?それは、本当にあなたのことを心配しているというサイン。

 

愛犬は亡くなっても、天国でしっかりあなたのことを見ています。

 

愛犬は亡くなってしまったけど、あなたが愛犬にしてきた選択について、100%感謝していると思います。だって、あなたはいつだって、愛犬のことを想い、愛犬のために行動してきたはずだから。

 

ペットロスにならない方法

わたしたちは犬たちからたくさんの愛を与えられています。そして、わたしたちの愛を全力で受け止めてくれる。

 

そんな大事な存在の愛犬たちが、目の前からいなくなれば誰だって寂しくもなるし、打ちひしがれることもあるでしょう。

 

あるアンケートから意外なことが見えてきました。愛犬がこの世からいなくなってペットロスにならなかった人は、毎日愛犬とマッサージを通して触れ合っていたことが分かりました。

 

毎日マッサージを通して触れ合っていた方と、そうでない方を比較したところ、ペットロスにならなかったのは毎日のマッサージをしていた方でした。

 

多くの場合、愛犬の最期をあなたが看取ることになります。
考えたくないかもしれませんが将来、愛犬はあなたよりも先に旅立ってしまうのです。

 

ペットロスとは大事に飼っていたペットが亡くなることでショックを受けてしまうことを言いますが、深刻なケースだとペット喪失時のショックで心の病気を発症してしまうこともあります。酷い場合には「うつ病」になってしまうケースも。

 

うつ病にならなかったとしても愛犬を失う悲しみは計り知れません。

 

実際、「免疫マッサージ」をしている飼い主さんの中にも愛犬を看取った方がたくさんいらっしゃいます。
皆さん当然のように深い悲しみにくれますが、多くの方は「後悔していません」と言います。

 

愛犬が病気で苦しんでいる中でもマッサージをしたときに安らいだ表情をしてくれる…。そういう積み重ねが「最後までこの子は幸せだったんじゃないか」と思えることにつながるんです。

 

愛犬の死には誰も満足なんてしません

 

でも、毎日マッサージをしていたことで愛犬が旅立った後に、後悔を減らす免罪符になるのだと思います。(愛犬が亡くなったとき後悔があるとペットロスになりやすいとも言われています。)

 

そういう意味ではマッサージで触れ合うことはあなたの為にもなります。愛犬があなたの目の前にいる今、たくさん、たくさん、撫でてあげて欲しいと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。