ついこの前ヨチヨチ歩きであなたのもとにやって来た愛犬が、すでに10歳を超えシニア期に突入し、ついに介護状態に。
わたしたち飼い主はどんなことをしてでも愛犬を介護してあげたいと思います。
つい先日も愛犬の夜鳴きで一睡も出来なかった、と言っていた友人が「なんとか愛犬の不安を取り除いてあげたい気持ちが半分、おねがい、寝かせて・・・という気持ちが半分」と言っていたことが印象的でした。
実際、介護に直面したらわかる戸惑いや不安は、長引けば長引くほど、堆積疲労と直結します。
人は心が元気だと、体も元気だしその逆で心が不安や心配を抱えていると、体にもその影響が出てくる。
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老犬介護で寝不足になるつらさ
人は睡眠不足になると、寝不足になると怒りの感情が強くなると言われています。睡眠不足が長引くと、精神疾患であるうつ病のリスクを負うことになる。
また、疲れていると大抵の人はイライラして不機嫌にもなります。睡眠時間を適切に確保するということは、健全な生活を営む上であらゆるものの感じ方にも影響を与えます。
それだけではありません。睡眠不足が与える影響はストレスの増大にも直結します。あなたが不安を抱えている時、体の中ではコルチゾールなどのストレスホルモンを放出します。
これは全身が打撃を受ける場合もある、といわれており、様々な病気や高血圧、さらに体重増加を引きおこす可能性があります。
また、夜眠っている間に免疫システムが活発になり感染症などから身を守っていますので、睡眠不足が引き起こす影響は計り知れません。
老犬介護で寝不足になる原因
老犬を介護する、といってもその症状は様々。介護の中で飼い主を悩ませることの上位にくるのが、この「夜鳴き」問題。
老犬の夜鳴きの原因は老化現象のひとつである認知症によるものです。犬の欲求により吠える場合はその欲求を満たしてあげれば鳴きやみます。ただ、認知症による夜鳴きの場合、そう簡単には鳴きやまないのが現状です。
老犬介護でつらい時の気分転換方法
老犬ホームに一時預かりをしてもらう
老犬の介護は出口がみえないトンネルを手探りで歩いているような辛さです。
もしも、あなたが老犬介護で疲れているなら「老犬ホーム」などの専門のケア施設を利用してみては?
老犬ホームは終身で預けるシステムもありますが、今では一時預かりをしてくれる施設もありますので家の近くの老犬ホームを探してみて下さい。
老犬ホームに預けている間に、ご自身の体のメンテナンスを行いましょう。不足していた睡眠を十分に取り、マッサージに行ったりリフレッシュに充てる時間に使います。
そして、愛犬が戻ってきたら年老いた老犬に寄り添って生活する。
自分の好きなことを5分だけしてみる
これは、老犬と一緒に生活しながらでも出来る方法です。24時間中24時間介護していることは無いと思いますので、(気持ちは46時中介護していると思いますが!)5分間だけ自分の好きなことをする。
わたしは無類のコーヒー好きなので、引いた豆を丁寧にドリップして淹れる。立ち上る香ばしいコーヒーの香りだけで十分リラックスできるから不思議です。
5分間のリフレッシュ時間を一日の間に数回おくことで、だいぶリフレッシュされます。
ここでさらにお勧めなのは、その5分間のリフレッシュ時間を「わたしは〇〇をしているんだ。」と、意識して行うとだいぶリフレッシュ感が違ってきます。
自分の健康にも気遣いをする
自分の健康は、自分でしか守れません。
わたしは仕事をしながら、保護犬の活動をしています。残業をすると、家に帰る時間が21時を回ることも珍しくありません。
そして、土日は保護活動で譲渡会に行ったりするとほぼ、1週間休みなく動いている。
保護活動は好きでやっていることなので、疲れた、という表現はしたくないのですが、でもさすがに、7日間出ずっぱり、そして欠かさず家事もして・・・となるとやはり見えない疲れは溜まります。
帰宅後、ご飯を食べたらソファで仮眠をしないとお風呂も入れない状態の時もあります。
しかし、最近保護犬の活動を一緒にやっている仲間から教えてもらったことがあります。
それは、「サプリメントを摂ることもなかなか良い!」ということ。
彼女は50代後半なのですが、どう見たって30代にしか見えなくらいアクティブ!
彼女のお勧めするサプリメントを摂るようになってから、わたしもソファでの仮眠回数が減りました。
そして、副産物としてお肌が明るくなった気がします。
普段あまりサプリメントは摂らないのですが、これは本当に良かったのでお勧めします。
夜鳴きに対する対策は?
老犬の夜鳴きに対する対策は、まず生活のリズムを整えること。老犬になり足腰が弱くなって散歩もなかなか行き辛いと思っても、とりあえずベランダやお庭に出して日光浴をさせる。
目が太陽の光を感じると脳内のセロトニンというホルモンの分泌が活発になります。その影響はどんなものかといえば「体内時計の改善」、「精神が安定する」等、自律神経を整える役割をします。
セロトニンの分泌は、眠りを司る睡眠ホルモンのメラトニンを生成し、夜の眠りも深くなるといわれています。また、太陽の光はホルモンバランスを保つためにも効果的です。
また、サプリメントで抗酸化栄養素を補うことも有効です。薬ではないので効果のほどはいかに?と思っていた部分もありましたが、先日愛犬仲間の一人と話をして驚きました。
認知症の初期症状にお勧めするサプリメントは、「ミドリイガイ」から出来ているもの。
実際にその様子を、目の当たりにしていますので、症状改善に一役買うことは間違いありません。あなたの愛犬もこの「ミドリイガイ」で元気になるかもしれませんよ!
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まとめ
老犬の介護は本当に孤独で辛い。だからこそ、その介護の一部を誰かに手伝ってもらうこと。介護施設を上手く利用してみましょう。
シニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて
老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること
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