老犬 生活

犬の避難時の持ち物。大型犬の場合、防災グッズは他に何を足せば良いか?

自然災害大国、日本で今後、災害が起こる確率と起こらない確率ではどちらが確率的に高いと思いますか?

起きて欲しくはありませんが、前者の「災害が起こる確率」の方が高いといわれています。

 

日本で災害が起こった場合のガイドラインを環境省がまとめているので、こちらをご覧ください。(災害時におけるペット救護対策ガイドライン

何があってもすぐに逃げられるように、避難用品・防災グッズの確認をしてみましょう。

 

災害の時、犬の避難用品の持ち物は何を揃えたら良いか

避難時に用意しなくてはいけないものはこちらの記事に載せましたので、今日は少し掘り下げて確認しましょう。

老犬が災害時避難するとき必要なもの。防災の心得、持ち物リスト。

■フード

フードは1食ずつ小分けの袋に入れておきましょう。我が家ではドッグフードの場合、1食分100gで朝、夕2回なので、3日分だとしたら最低6袋は準備しておく必要があります。

ただ、小分けした後そのまま放っておくのではなく、2週間に1回中身を入れ替えること。

一度取り出したドッグフードは酸化してしまいますので、定期的に入れ替える必要があります。いざ、と言う時に酸化して美味しくない・・・といって食べてくれないと元も子もありませんからね。

■お水

お水については、人間一人あたり3Lが必要。(飲用のみの量)3日間の必要量は6L=2Lペットボトル×3本分。そして何があるか分からないから、プラスα。

量については諸説ありますが、わたしは愛犬分も一人分とカウントして計上しています。

■おやつ

おやつは普段からストックしていて、必ず1袋は未開封状態にしてローテーションで与えています。

種類は生タイプのものより、乾燥タイプのもの(例えば、肉を乾燥させたものなど)。

■ウエットティッシュ

ウエットティッシュはとても便利で、足を拭くにも体を拭くにも、あって困ることのないグッズ。

犬用のものもありますが、少々高いのでわたしは薬局で購入できる赤ちゃん用のもの(アルコールフリー、パラベンフリーのもの)を使用しています。

■ポリ袋

ポリ袋もあって困るものではない、というか、無いと困る場面がたくさんあります。

  • ゴミを捨てる場合
    犬と一緒の場合、臭いがする物・不衛生な物をこまめに捨てられるように、百均で小さいポリ袋を1,2箱(1箱100枚入り)を用意しておくと便利。
  • 小物を仕分けるのに有効
    細かい物を仕分ける場合は白色ではなく中身が見える透明のポリ袋が便利。水に濡れたり汚れては困る物を入れる。ドッグフードもポリ袋にいれておくとかさばりません。
  • 手袋にする方法
    犬が粗相をした時、汚れたものを触る場合の手袋代わりに。
  • ボウルにすることもできる
    この場合は必ず新品を使う様にした方がベター。お皿代わりとしても使えます。

■ワクチン証明書

ペットと一緒に避難できる施設に入所する場合(同伴避難、と言います。)手続きがスムーズに。

■お薬

愛犬が服用しているお薬は忘れないようにしておく必要があります。普段から何をどれくらい服用しているか紙に書きだしておくと、ミスがありません。

■写真

飼い主と一緒に写っている写真もあるとよいでしょう。災害時、何があるかわかりません。離れ離れになることは考えたくないのですが、万が一はぐれた場合、愛犬は言葉がしゃべれません。探す場合は特徴をつかんだ写真が重要なポイント。

■レメディー

これはおまじない程度に・・・

レスキューレメディを1本常備しておくと本当に心の支えになります。どんな場面で使うと良いか紹介しますね。

 

感情を見つめて整理していくことがフラワーレメディの得意分野ですが、災害時にも使える優れモノ。

特に避難している状況は普段の生活と全く違う環境の中で、ストレスフルな状態や疲労困憊な時、それどころではないことも多々あります。

そんな時こそ、緊急時用お助けアイテム、レスキューレメディの出番。

ストレスを強く感じる出来事の前後に用いると、落ち着きと穏やかさを取り戻します。

◇事故や災害にあった時に

◇強いストレスや緊張を感じる時に

◇何かショックなことが起きた時に

◇悪い知らせを聞いた時に

災害時、大型犬との避難時に便利な安心グッズ

■リュックタイプのキャリータイプ

ペットを背負うことで、両手がつかえますので非常時はとても便利。小型犬のものはよく見ますが、探してみたら大型犬用もありました。

大型犬用のハーネスはこちら。

■テント

同伴避難だとしても、愛犬が大型犬だとしたら避難所に一緒にいくことを躊躇しませんか?

大型犬を多頭保護している友人とはなしをするのですが、その際はキャンプだね、と。なので、いざという時のためにテント一式準備しています。

愛犬と暮らしているなら大量の水を保持すること

先ほどは「3L/人」が必要と記載しましたが、これは最低の量です。

 

ただ、我々愛犬家はもっとたくさんの水を確保している必要があります。なぜなら、犬と一緒に入れる避難所は少なく、避難所生活を送れない可能性が高いからです。

 

避難所に行ったとしても、災害の規模によっては全員に毎日水がまわってくるとは限りません。

わたしたち人間は、我慢しないといけない場合、なんとか我慢できます。さらに、お茶や色が付いた水分(ジュース等)でも代用可能。

 

しかし、ワンちゃんはのどが乾いたら「水」しか飲むことができない。

もしも備蓄していた水が無くなった場合、そんな愛犬に我慢しなさい、とはいえないですよね。

 

だからこそ強く勧めたいのは「ウォーターサーバー」の設置です。

わたしも親元を離れ、愛犬と暮らすようになって、災害時の備蓄について考えるようになりました。

 

とにかく、水があれば何とかしのげるのです。

ペットボトルで購入することも出来ますが、重いし、消費が激しいので毎回毎回運ぶとなると、大変です。

 

やはり、こういう時は宅配をしてくれる「ウォーターサーバー」が不可欠だと、強く思いました。

まとめ

災害時、自分の愛犬が大型犬である場合、抱きかかえて逃げることはほぼ不可能。

若く元気な大型犬でしたら、足元を確認しながら歩いて避難することも出来ますが、老犬であったり寝たきりであった場合はその方法を考えなくてはいけません。

絶対に生きぬくことを前提に、様々な策を考えておくことをお勧めします。

参考にしたい記事は、こちら!災害時に愛犬をどうするか?今すぐ犬の非常時持ち出し袋のご準備を!

 

「老犬の症状」の記事はコチラも読まれています→老犬が食べない。余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

余命宣告された老犬のためにわたしたちが出来ること、コチラの記事も読まれています→老犬や余命宣告された愛犬にしてあげられること。飼い主だからこそ出来るたった1つの事とは

 

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ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。