老犬の食欲が無くなった、それは最近ですか?もしかしたら「おやつの食べ過ぎで、ごはんを食べなくなった」のではありませんか?
元々あまり食に対して積極的ではないワンちゃんを時々みかけますが、本来犬は食に対して貪欲な生き物。
うちの愛犬は、そのせいか、散歩中に拾い食いをしてしまう悪い癖が治りません・・・
そして、散歩中に会うお友だちワンコが、最近ちょっとぽっちゃりさんになってきました。飼い主さんに話を聞くと、ご飯を全然食べなくなってしまったとのこと。
ご飯を食べないかわりにおやつをたくさん食べるようになったそうです。
これは困りましたね。健康を維持する意味でも、特にシニア期に入ったワンちゃんは毎日の食事には気を付けてあげないといけません。
シニア向けのごはんの記事はこちら→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて
Contents
老犬がごはん食べずにおやつはたべる時〇〇に注意!
最近はおやつにも栄養が入っているから、無理にごはん、ごはん、って言わなくても大丈夫よね?って思っていませんか?
いいえ、それは間違っています!おやつしか食べなくなったらどうなるか、調べてみました。
栄養が偏り肥満と病気の原因に
おやつというものは、とにかく美味しくなるように、と開発されています。だから、間違いなく美味しい。
ワンちゃんによっては、この極上の味を知ってしまったらもう普通の味気ないドッグフードには見向きもしなくなる子もいます。
内臓系の疾患を患い、病院から指定されたドッグフードをあげたくてもなかなか食べてくれないこともあるそう。そうなってくると死に直結してきます。
病的に肥満のワンちゃんも聞いてみると、そのほとんどがおやつの食べ過ぎであることがほとんど。
肝臓障害、アレルギーの引き金になる
ドライドッグフードや、加熱滅菌された缶詰めのごはんと違って、おやつはソフトな触感で食べやすいことが売りの商品もあります。こういうのって、また特別に美味しかったりするんです。
しかし、注意しないといけないのは添加物や保存料など人工的な添加物がてんこ盛りだったりします。
与える時にパッケージの裏を見てみて下さい。カタカナで書いてあるものが多ければ多いほど添加物がたくさん入っている、証拠。
中学の頃家庭科で添加物の見分け方を習いましたが、その判断基準はこうです。
「昭和の時代のおばあちゃんに言って伝わらなければそれは添加物」
この、添加物が愛犬の肝機能を低下させていると思ったら、食べさせるのをためらいますよね。
消化不良の原因
犬の中には胃腸があまり強くない子もいます。ジャーキーや歯磨きガムならいいだろう、と思って与えている飼い主さんもいるかと思いますが、実は胃腸が弱い子はなかなか消化されずに腸の中に留まって傷つけてしまうことも。
口は喜んでいても、胃腸がそれを受け付けるとは限りません!
この方法だったら食べるかも!
おやつの美味しさに目覚めたワンちゃんは、なかなかドッグフードに戻らないと思います。
ですが、この方法で与えたら食いつきがよくなる!という方法があるんです。
手作りのごはん
おやつしか食べなかったワンちゃんがまたごはんに戻ってきてくれるかもしれない、、、それは、「手作りのごはん」です。
「いや、うちにはそんな時間なんて無いわよ。」と言いたいところをぐっとこらえて、少しお付き合いください。
本当におすすめしたいのは「生食給餌」なのですが、もっともっとハードルを下げると誰でも簡単に作れるごはんがあるんです。
例えば、夕飯のメニューで「棒棒鶏」にしようと決めますね。ささみを湯がいてキュウリの千切りに載せるところまではわたしたちと一緒。上からドレッシングをかけなければそれでもう出来上がり♪
冷蔵庫の中にある残り物のお野菜でミネストローネを作ろうとします。お出汁をいれる順番が変わりますが、お野菜に火が通ったところでワンちゃん用とわたしたち用に分ける。
そこで、わたしたち人間用に味付けをするわけです。
ワンちゃんには熱い食べ物は与えず、十分冷ましたものを食べさせてください。
ウエットタイプのドッグフードに変える
生食給餌に変えたいけど、準備や調理がちょっと大変だわ・・・と思う飼い主さんに朗報です!
生食給餌の安心・安全な栄養と、ドライタイプの手軽さを兼ね備えたフード、それが「ウエットタイプ」のドッグフードです。
ウエットタイプも色々な種類があって迷ってしまいますよね。しかも、缶詰めだと保存料が心配・・・
そこで、是非お勧めしたいウエットタイプがあります。
缶を密封した状態でじっくりと加熱調理し、保存料を一切使用していません。良質な食材だけを厳選し、徹底した品質管理体制のもとに生産をしているため、安心して愛犬に与えることが出来ます。これはわたしも是非お勧めするフードです。
もし、何かご不明な点や、愛犬とフードの心配事などは電話で相談に応えてくれるので、心配な方は利用してみて下さい。
ウエットフードについて詳しく書いてある記事はコチラ→老犬の痴呆と寿命について。食べないことは余命につながるのか?
子羊の胃袋のふりかけ
これはだまされたと思って試してもらいたいのですが、「子羊の胃袋」です。
本当はドッグフードをこちらに変えたら良いのですが、少々お高いので、ちょっと裏技を。。。
この「子羊の胃袋」を砕いていつも食べさせているドッグフードの上から、ふりかけにしてみて下さい。
うちの愛犬は元々食いしん坊なので、参考にならないかもしれませんが、この「子羊の胃袋」を袋から出したとたん走ってきました。すぐに隠したのですが「え?何?何隠したの?」とずっと付いてきました。
食欲のないワンちゃんにこの方法を勧めて、食べなかったという子はまだいません。
まとめ
おやつしか食べない、ということはやはりどう考えてもまずい。
おやつをあげるとワンちゃんが喜んぶから、ついあげてしまうんですよね。わかります。
ですが、愛犬がこれからもずっと健康で長生きしてくれるためには、このおやつ主義は卒業しないといけません。
食欲がないシニア犬のフードについてはこちらの記事を参考に→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて
老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること
最後までお読みいただきありがとうございました。
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