老犬 生活

老犬の旋回運動、くるくる回る意味。可愛いけど認知症かも。

先日インスタグラムで、老犬がくるくる回っている姿をみてなんだか可愛いなぁ、と思ってつい♡を押してしまいました。

 

くるくる歩き回るおばあちゃん犬を、一緒に暮らしている猫ちゃんが、普通にサポートしているんです。ヨタヨタしていると、そうっとおばあちゃん犬の下に入って支えます。

 

彼らにとって、困っている時に手を差し伸べることは、当たり前のことなんだな、と思うと、なんだか温かくて、ほっこりしてきたと同時に、種を超えた助け合いの行為に、大事なことを教えられた気持ちになりました。

 

さて、先ほどのインスタグラムで老犬がしていた、可愛いくるくる回る動き。実は老化現象に伴うものなんです。

老犬の老化現象について、コチラの記事も読まれています→老犬が食べない。余命のことを少し話そうと思う。水しか飲まない時にしてあげられること

 

老犬の旋回運動、実は認知症の症状かもしれません

犬も加齢とともに、体の様々な部分が老化していきます。そして脳が萎縮することで認知症の症状が出てることもあるのです。

 


老犬が認知症になると、くるくる同じところをまわる「旋回運動」や目的もなくただただ歩く「徘徊」、「夜鳴き(異常に吠え続ける)」や、一カ所で立ち止まってしまう(壁などに頭を打ち付けたまま動かなくなる)などの症状が見られます。

 

加齢に伴う脳萎縮は、どの犬種にも起こりえますが、特に日本犬(柴犬、秋田犬など)で多くみられる印象があります。

 

また、「認知症なのかな?」とまだはっきり確信がもてない場合、こちらのチェックリストに書かれている項目に当てはまることは無いか確認してみて下さい。

 

これらに当てはまれば、認知症である可能性が極めて高い。

  • トイレで失敗することが多くなった
  • 食欲が増してきた(でも痩せてくる)
  • 知っている場所で迷子になる
  • 食欲が旺盛なのに痩せてくる
  • 狭いところに入って行き、バックが出来なくなった
  • 夜中、徘徊するようになった
  • 名前を呼んでも反応しない
  • 一方方向にしか進めなくなった
  • 壁にぶつかっても進もうとする

いかがでしたか?

愛犬が年をとって、まさか認知症になるなんて。少し悲しくなるかもしれません。

 

認知症の初期段階であれば、とても良いサプリメントもあるのでそんなに悲観的にならなくても大丈夫!

 

お友だちのワンちゃんの話です。認知症のために夜鳴きが始まり、かかりつけの獣医さんに相談したところ「ミドリイガイ」というサプリメントを紹介されました。夜鳴きの対策のために摂ったサプリメントでしたが、夜鳴きが無くなったころ、元々弱くなっていた足腰が強化されて、歩けるようになっていたのでした。

「ミドリイガイ」とは?

グリコーゲンやミネラル、アミノ酸が豊富

緑イ貝はニュージーランドなどのきれいな海に生息する貝で、グリコーゲンやミネラル、アミノ酸を豊富に含んでいます。
世界的に有名な健康食品ですが、日本ではまだあまり知られていません。 特にフリーズドライは原料自体が入手困難でもあり高価なもので、 熱を加えていない緑イ貝は貴重と言えます。

ニュージーランドの原住民であるマオリ族は、この緑イ貝を「奇跡の貝」と呼び、栄養価の高い食料として長年食べてきました。
サメ軟骨、コンドロイチン等いくつかの原料と比較しても、緑イ貝は特別だと言われています。

 

ミドリイガイのサプリメント

かかりつけの獣医師さんから教えてもらった緑イ貝のサプリメントはこちらで購入できます。

90粒で¥955ー、とてもお安いので、手軽に始めることができます。

緑イ貝SD 90粒(小粒)

 

他も検索してみたのですが、ここが一番安く販売していました。

[btn]ミドリイガイのサプリメントを見てみる[/btn]

 

ミドリイガイの配合されたドッグフード

大事なワンちゃんたちの命は、わたしたち飼い主に委ねられています。老犬の食事はどんなものが一番いいのか、これまでも色々調べました。

 

愛犬の健康と、食事は密接なつながりがあります。犬の祖先をたどればオオカミ。オオカミは元々穀物を摂らない生き物でした。それを聞いて、グレインフリーという種類の、穀物を使っていないドッグフードがあることを知りました。

 

数あるドッグフードを片っ端から調べたら、あるドッグフードに出会いました。歯のないシニア犬でも食べられる、生食タイプ。そして完全グレインフリーで老犬に必要な栄養がちゃんと含まれているもの。

 

しかも、認知症や老犬の様々な症状に良いとされる、「緑イ貝」が配合されています。

 

そのドッグフードは、こちら!


 

このウエットタイプドッグフードが良い点は、手持ちのドライドッグフードに少し加えて和えてあげるだけでも、食が細くなったワンチャンでも食いつきが良くなる点です。

 

保護犬のはなしです。シェルターから保護される犬は仔犬や若い成犬ばかりではありません。中には、老犬になって捨てられたり、パピーミルで仔犬を産むだけ産まされて、役に立たなくなったから、と言って捨てられるワンちゃんもいます。

 

そのようなワンちゃんたちは、おそらく病院に連れて行かれたことはないのでしょう。歯も抜け落ち、病気を抱えている子もいます。人間を信用していない子もいる。保護されてから、ごはんを拒否する子もいます。

 

保護されたワンちゃんたちは、次に引き取って下さる家族の負担にならないように、ドライドッグフードを食べさせていますが、こういった問題を抱えているワンちゃん(歯が無かったり、食事を拒否したり、老犬で食が細かったり)のために、このウエットタイプフードを利用しています。

 

ほかのドライフードと違うのは、封を開けた時の香りが良い!この匂いで食欲がわきます。そして、食べた時の食いつきが全然違うことがわかります。

 

手作りのごはんは素晴らしいのですが、新しい家族である次の飼い主さんの負担になるといけないため、保護されたワンちゃんたちは手作りではなく、ドッグフードにしているのです。新しい飼い主さんが手作りごはんに変えるのは大歓迎です!

 

ウエットタイプフードは、手作りのごはんに匹敵するくらいの栄養がありますが、手作りごはんのように、作る手間が要らないため、飼い主さんの負担になりません。

 

わたしたち人間もそうですが、食欲が無くなると一気に元気がなくなります。逆にいうと、食欲が湧けば元気にもなるのです。それ程、食事というのは大事。食が細くなった・・・と思ったら、すぐにドッグフードをかえてみましょう。

 

このフードを最安値で買える方法はないかとAmazonで検索したところ・・・。

 

ドライタイプは販売しているのですが、残念ながらウェットタイプはAmazonでは販売していませんでた。

 

ウエットタイプは公式サイトでのみ販売しているそうです。

 

[btn]詳細はこちらをクリックする[/btn]

 

愛犬には最期まで、ちゃんとごはんを食べて、心も体も満たされていて欲しいのです。

 

愛犬の癌について、こちらの記事も読まれています➡老犬、癌でした。痛みがあれば緩和ケアを、そして余命について。

こちらの記事も読まれています➡老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

認知症以外に見られるくるくる回る旋回運動とは?

認知症以外に見られるくるくる回る旋回運動で、心配なものがあります。

それは、「常同運動」と呼ばれるもの。

 

常同行動は強迫性障害、と呼ばれていて「常に同じ行動を繰り返す運動(異常なほど!)」を言います。
ここで特筆したいのは「異常なほど」ということです。

 

しっぽを追いかけて、くるくる回る、はい、それでおしまい。その様な行動を常同運動とはいいません。

異常なほど、自分のしっぽを追いかけぐるぐる回ったり、体の一部を執拗に舐め続けたり(特に手先)します。

 

この原因は、不安や恐怖などが強くなり、抑えきれないストレスを打ち消すときに出る行動と言われています。

 

ワンちゃんも心の病気を抱えるのです。気が済めばそのうち治るだろう、と放っておかないで病院に行きましょう。

気が付いたら、足の一カ所だけがハゲて、痛々しくなっていたワンちゃんをみましたが、とても痛々しかった。

 

医療の力を借りて行う治療と、あなたの手で直接痛みをとってあげる手当と、両方でストレスを取り除いてあげて下さい。

老犬を認知症にさせないために出来ること

愛犬が、年老いて認知症になるだなんて、若いころには考えもしませんよね。でも、実際は10~12歳で10%、15~16歳で35%のワンちゃんが認知症になっているのです。

 

愛犬の認知症を介護するのは、飼い主のわたしたちにとっても辛いことです。あんなに賢かった愛犬が認知症のため徘徊したり、夜中ずっと鳴いていたり、と自分の体力面での辛さと、そんな愛犬を見る辛さ。

 

では、わたしたちには認知症になるか、ならない、まるでロシアンルーレットの様に当たるのを待つだけなのでしょうか?何か戦略的に当たらない(つまり、認知症にならない)ことは出来ないのでしょうか?

 

実は、出来るんです。簡単なある方法で。それを、これからお話しましょう。

 

あなたは愛犬のドッグフードを選ぶ基準を決めていますか?仔犬、成犬、シニア期、超高齢期、それぞれのステージで必要になる栄養は違います。是非、年齢を考えて選んであげましょう。年齢にあわせて必要な栄養素が入った食事を与えることは、基本中の基本です。

 

シニア期に入ってくると、病気になったり、いつもと調子が変わったり、健康管理も難しい年頃なので、食事には気を付けてあげなくてはいけません。また、何らかのトラブル(認知症含む)、疾病を抱えているワンちゃんについては、言うまでもなくごはんをかえてあげる必要がある。

 

もし、あなたの愛犬が毎日食べている、そのドッグフードのせいで寿命が縮まっているとしたら・・・そんなこと信じられないかもしれませんが、老犬にとって毎日のドッグフードが愛犬の負担になっている場合もあるのです。

 

一般的に、老犬になると、エネルギー要求量が約 20 %も低下するといわれています。また、運動量も減っているため、老犬用のフードにかえたとしても、カロリーが多ければ肥満の原因になり、寿命を縮めますまた、肥満になると体を動かすことが億劫になり、寝る時間が増える。つまり、自ら認知症になりやすい体質になっているのです。

 

よく言われているのが、老犬には「低たんぱく質」&「低カロリー」なドッグフードを、、、と言われていますが本当にそうでしょうか。

 

老犬になっても、生きていく上で必要な栄養素は変わりません。だから「低たんぱく質」ばかりを求めるのは、実は間違っているんです。生命を維持していくためには、たんぱく質は重要なんです。ちゃんと摂り入れなくてはいけません。

 

老犬のフードに関して大事なことは、弱った内臓に負担がかからないこと。そして肥満にさせないこと「良質な動物性たんぱく質」「低カロリー」が重要となります。

 

毎日の食事が、愛犬の認知症予防と寿命をつかさどるといっても、過言ではありません。今、一度食生活を見直してみると、明日の愛犬の健康に繋がるはずです。

まとめ

つい、この前まで仔犬だったような気がするワンちゃんも、もうすっかり成犬を通り越して老犬に。

顔が可愛いから、ついつい若いと勘違いしてしまうけど、よく見ると顔に白髪がまじったり、加齢臭も出てくる。

 

仔犬は当たり前だけど、可愛い。でも、老犬はその可愛さになんとも言えない愛おしさがプラスされて、たまらないんですよね。

くるくる回るようになって、たとえそれが認知症だとしても、いつまでもあなたの愛情を注ぎつつけて下さい。

認知症・シニア犬のフードについてはこちらの記事をご覧ください→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて

 

こちらの記事も読まれています→老犬、癌でした。痛みがあれば緩和ケアを、そして余命について。

 

老犬についてこちらの記事も読まれています→老犬が食べない・・・余命のことを少し話そうとおもう。水しか飲まない時にしてあげられること

 

ブログランキングに参加しています。ポチっ🐾として下さったら励みになります!


犬の介護ランキング

にほんブログ村 犬ブログ 犬 介護へ
にほんブログ村

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

ABOUT ME
まめ太
幼少の頃から身近に犬がいる生活を送っています。 祖父が育てていた元警察犬(ジャーマン・シェパード)が常にいる状況でした。 そして現在は茨城県動物指導センターから引き取った元保護犬をパートナーに選び、暮らしています。 将来は、保護犬の活動の一環として保護施設にいる子たちの避妊手術を寄付できるよう現在活動中。