いつも遊びに行くドッグランで、時々ものすごく元気な老犬のチワワに会います。顔もかわいいし、動きも機敏なので、てっきり成犬かと思っていましたが、年齢を聞いてビックリ!
軽く10歳を超えているそう。年齢については「女の子だから、勘弁してね。」と返されてしまいましたが(笑)、10歳を超えているということは、とっくにシニア犬に入っているではないですか!
10歳を超えてもなお、元気な愛犬たち。
これからもずっと、そのままの元気に過ごしてもらうために、飼い主であるわたしたちが、彼らに出来ることは何なのでしょうか?
元気な老犬にしてあげられること
老犬になった愛犬は、成犬の時とは違う体の変化がみられます。
顔の白髪もそうですし、食の変化もそう。見た目にはわからなくても、内臓はだいぶ衰えているかもしれません。
何が起こっても不思議ではないため、注意深く観察してあげることも、わたしたちに出来ることです。
食事について
老犬になると、食事にも気を付けてあげたいところ。成犬時と比べて、食も細くなっているかもしれませんか?もし、ドッグフードを食べているワンちゃんであれば、シニア犬用のものに変えてもいいですね。
シニア犬のフードについての記事はこちら→シニア犬に最適なフードはコレ!老犬の症状別ドッグフードについて
また、活性酸素が老化現象を促進すると言われています。活性酸素を除去する、抗酸化栄養素が豊富な素材をごはんに加えたり、また、サプリメントで補ってみることも良いでしょう。
もし、病気になっていたら主治医に相談すること。
老化現象で衰えたものを、もとに戻すことは出来ませんが、細胞の老化を少しでも遅らせることができるなら、積極的に取り入れたいところ。
生活面について
見た目は元気なワンちゃんたちも、視力が低下していたり、足元が弱ってきていることも。
もし、家の中がフローリングであれば、滑ってしまうことを懸念して、コルクマットや滑らない素材に変えることをお勧めします。
犬が走る姿を想像してください。走る時、爪を土に食い込ませることで、早く力強く走れます。しかし、生活しているフローリング面では、爪が食い込まないので、滑ってしまいます。
そして、滑ると思わぬ方向に足が滑り体勢を崩して関節を痛めたり、余計な力が関節や肢にかかるため、筋肉を傷めます。
また、小型犬にとっては特に注意が必要で、チワワ、トイプードル、マルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアなど、「膝蓋骨脱臼」になりやすいと言われています。
「膝蓋骨脱臼」、これは膝にあるお皿のような形の骨がずれてしまい、相当痛いといわれています。もし、あなたの愛犬がスキップしているように歩いたり、後肢を一本浮かせたまま歩いたり、後ろ足が曲がっていたり、座り方が横すわりになったりしていたら、注意が必要です。
もし、愛犬がこのような状態であれば、動物病院に行き、検査をしてもらってください。
タッチングについて
愛犬はあなたの手でタッチングしてもらうことが、本来大好きなはずです。タッチング目的は、「体の敏感な部分を触られても安心できるほど飼い主を信頼すること」です。
そして、タッチングの際に、アロマを使うようになって久しいのですが、タッチング+アロマ=楽しくて気持ちい♪という構図になれば最高ですね。
タッチングの方法は、背中からはじめて、肩から脚へ、そしておなかへと移動させます。愛犬がリラックスする香りを選べば、タッチングの時の気持ちよさも倍増するはずです。
我が家の愛犬は、もともとタッチングが好きでしたので、アロマを使うと目がトロンとなって、すぐに目を瞑ります。
こんな状態ですので、彼が好きな香りがまだ判明しないのですが、柑橘系(レモン、オレンジなど)はわたしも気分が上がりますので、よく使います。
また、ラベンダーには気分を落ち着かせたり、ミント系は集中力を高めたり、疲れを癒す効果もあるのでお勧めです。
ただし、アロマを使う時、鼻に直接ついたり、体に直接塗ってはいけません。初めてのワンちゃんには、芳香浴でも十分効果が期待できますので、香りから愉しんでみて下さい。
老犬のための補助食品について
老犬になっているけど、成犬のころと変わらず元気!
もう、そのことだけでラッキーなあなたに、今日は是非聞いてもらいたいことがあります。
愛犬と、これからも一緒にキャンプにも行きたい、毎日一緒に散歩に行って新しい景色を発見したい、これからもずっと・・・
少しでもこの元気さを保つには、飼い主であるわたしたちが気を付けてあげないといけないことがあります。
それは、消化の良いごはん、適度な運動、良質な睡眠。そう、人間のわたしたちの健康を保つ方法と何ら変わりません。
それから、この3つの他に付け加えるのが「サプリメント」です。
みなさんも何かしらサプリメントを摂っていませんでしょうか?愛犬も同じです。
まとめ
老犬になって、散歩がままならなかったり、寝ている時間が増えてきても愛犬と触れ合える方法、それがタッチングです。
タッチングは犬が目を細めて喜ぶ遊びでもあります。これなら、特別な時間を設けたりしなくても、ソファでテレビを見ながら、炬燵でくつろぎながらでも出来ます。
ただ、ひとつ注意したいのが、犬はもともと体端部に触れられることを嫌がります。社会科馴致の時期に十分触れることに慣れた犬は、タッチングを大変喜びますが、触れられることに慣れていない犬は、ビックリしてしまうかもしれません。
慣れていないかも、と思われるワンちゃんには、少しずつ試して行って下さいね。
我が家の愛犬は、タッチングに入ると、ごろんとお腹を見せて来ます。そして、マッサージをして、気持ちよくなることは、老犬にとっても非常に良い効果をもたらします。
嫌がらないワンちゃんでしたら、毎日のケアにマッサージを取り込みましょう。
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